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※※※
花巻「....あのさ」
木原「ん？」
学校を出てしばらく歩いたとき、おもむろに花巻くんが口を開いた。
うちは、とにかくこの人に嫌な思いをさせないように、なるべく自然な声を出して返事をした。
花巻「....岩泉って木原さんのこと好きなんだよね？」
木原「エ゛ッ！？」
なんで知ってるの！？前会ったときになんか話したっけ！？
花巻「岩泉の反応が素直すぎて、すぐバレちゃうよw」
木原「.....そ、そうなんだ...。」
なんかでも、そんな感じする。
花巻「....でも俺、木原ちゃんのこと岩泉に渡すつもるないからね」
木原「えええっ！？」
なんで！？
だってうちのこと好きじゃないのに。
なのになんでそんなめんどくさいことするんだろう...。
岩泉とわけわからん関係になるのが分かってて言ってるの？
花巻「だってさ、一応木原ちゃんは俺の彼女でしょ？」
木原「......う、うん....でも一応だよ？」
花巻「じゃあ岩泉に取られたくないなぁ(笑)」
ええええええええ！？
花巻「まぁ岩泉じゃなくても誰でもそうだけど...他のやつに俺の彼女が取られるのは嫌だ。好きじゃなくてもね。」
木原「まぁ確かに....いい思いはしないかもしれないけど。でも、もっとめんどくさいことにならない？」
花巻「それでも取られたくない(笑)なんなんだろうね。好きでもないのに。独占欲とかが強いのかも。」
そうなのかな...。
でも本人がそういうのならそうなのかもしれない。
花巻「だからまだ俺とは別れないでいてくれる？」
はっとした。
そうか、それで.....もしかしたら不安だったのかもしれない。
......人の気持ちを全然理解していない自分に腹が立ってくる。なんで察せないんだろう。
木原「....わかった。まだ花巻くんとは別れないでいる。」
そういったら、ちょっとほっとしたような顔をした花巻くん。
花巻「よかった。ありがとう。」
なんでお礼を言ったんだろう。
お礼を言われるようなことなんて、いやむしろ、こっちが謝らないといけないことだらけなのに。
木原「....こちらこそありがとう。ごめんね」
ごめんね。なんだかバツが悪くなって、つい口からこぼれてしまった。
そしたら、なんでそんなこと言うの。ってさらりと笑ってまた流してくれた。
やっぱり不思議だな。どうしてそういう風にさらっと流せるんだろう。この人の思いやりとか優しさとかで自然に流していくんだろうか。
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DSK - 会話文ばかりで残念です。もう少し地の文をいれてみてください。そうすればもう少しマトモな夢小説になると思いますよ (2018年9月1日 11時) (
レス) id: eccdae6051 (このIDを非表示/違反報告)
湊 - 渡りの名前、親治だと思います (2018年8月19日 11時) (レス) id: 1189e47748 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アボカディーエンジェルランド | 作成日時：2017年9月12日 23時
