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うちって生きてる意味あるん?岩泉に好かれる資格あるん?
存在意義が、うちの生きてる意味が、分からん。
木原「うちだって消えたかったんだよ!!!!!!!!!!!!!」
あの子に呼ばれて、教卓の前に立ったときから、消えたいって思ってた
木原「……消えたい」
ガチャ
侑「A?」
木原「っひ」
来ないで
来ないで
うちはたぶん、誰とも関わっちゃだめなんだ。
大切な人なら、尚更______……
侑「っちょ!?どないしたん」
木原「ごめ…向こう行って…うち今無理ッ…」
治「おい」
木原「来ないで!!!!!」
治「…A、大丈夫。平気やから。」
木原「っ!?」
ぎゅっと、両手を握られる。
治「A?ちゃんと俺の目ぇ見て」
木原「…」
侑「…」
治「大丈夫。俺らはどこにも行かへんよ。」
侑「せやせや」
木原「…ぁ」
だんだん意識が戻ってくる。
同時に
木原「((この二人に頼ってばっかでいいのか。))」
いつもこうやって自分が楽をしたせいで、大切な人たちが不幸になったんじゃないのか
木原「((だってもう、分からないんだ))」
なにをどうすれば、誰も傷つかずにすむの??
木原「…うぉえっ…」
侑「わっ!?A!?」
治「侑!!おばさん呼んでこい!」
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作者名:アボカディーエンジェルランド | 作成日時:2017年7月17日 0時