あいつ、ぼっちになるのが怖いってさ。【ハイキュー】岩泉一

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木原「じゃあ早速ええ？」

侑「？なんや」

木原「明日は金曜で、うちは普通に学校ある。絶対及川たちが昼休みとかにうちに声かけに来る。」

治「あー、せやろな」

木原「したらうちは頑張って及川たちに話かけられんようにするから、明後日の土曜、侑と治に情報集めて欲しいねん」

侑「？」

治「どうやって」

木原「……及川たち、バレー部なんやけど。」

侑治「「そいでなんやて？」」

木原「一気に目の色変わるなあんたら…まぁええ。そいで、部活中に及川のファンになりすまして、岩泉との会話を聞いてほしいんや」

侑治「「は？」」

治「ファンになりすますってどないすんねん。俺ら双子やし、すぐバレるやろ」

侑「せやせや」

治「そもそも、なんの情報集めるん？」

木原「及川たちがうちのことをどれだけ把握しておるか、どういう関係でうちを探しとるのか。」

侑「なるほどな」

木原「及川が言うたんよ『実は岩ちゃんの……』って。その先がなんなのか気になるねん。」

治「怪しすぎるな」

侑「なるほどなー。聞くことはとりあえずそれだけでええん？」

木原「うん、ええ。」

治「で、問題やけど、どうやって及川サンのファンになりすますねん。今日俺ら、ガッツリ顔見られたんやからそうそう隠せへんと思うで？」

侑「双子っちゅうめんどくさい感じやしな。」

木原「うちに考えがあるんやけど…」

いいのか？これで。バレたら…。

木原「あんたらならやれるはずやって。期待しとるで？」

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