珍しい ページ13
そして迎えた翌朝
名前『よし!行くか!』
遥「えっ?もう行くのか‥‥いつもより早くないか?」
名前『今日は早く起きれたから余裕持って待ち合わせの時間に着くようにするんだ』
遥「まっ、待ち合わせ!?誰とだ!?彼氏か??」
と少し動揺している。
遥「‥‥どんな男なんだ‥何であろうと俺のカワイイ妹の彼氏とは認めんぞ」
正直相当なシスコンなのだ‥‥‥まぁ心配してくれる
分には嬉しいけどね。
名前『違うよ〜はじめと徹とだよ』
2人とはバレー部で先輩後輩関係でもあり小さい時
から知っている為大丈夫だろう‥‥
遥「そっか!!はじめと徹なら安心だな!!」
やっぱり〜お兄ちゃんは2人を私の恋愛対象に見てな
からな。
名前『じゃあ‥‥いってきまーす!!』
遥「オウ、頑張ってこいよ」
と元気よく家を出た。
今日は早く起きれたし、私が1番ノリだな
なんて思った矢先
岩泉「はよ」
はじめが先に来ていた。
名前『何でだよ!!』
岩泉「は?何でキレんだよ!!」
うぅーせっかく早起きできて早く支度も済ませたのに〜コイツって奴は!!
名前『早起きれていつもり早く出れたから私が‥1番ノリに着いたのにはじめがいるから‥‥』
岩泉「そんだけの事で怒んのかよ」
と呆れた顔をした。
名前『ていうか‥徹はまだなんだね‥‥』
岩泉「あぁ‥‥珍しいな‥ってあれ‥‥」
及川「おーい、皆〜!!やっほ〜!!」
岩泉「遅ぇぞクソ川!!」
と1発蹴りを入れた‥‥ウワ‥‥痛そう‥‥
及川「痛っ‥‥‥ってあれ?A今日早くない!?」
名前『まあ‥‥頑張って早起きしたからね!!』
とドヤったがはじめは「それが普通の事だかな」と
ツッコんだ。
及川「んー、明日槍が降ってくるかもね〜」
名前『降らないよ!!』
とムカついたので私も蹴りを入れた。
及川「コラA!!女の子でしょ!!蹴らないの!!」
名前『うるさい!!』
岩泉「んな事してると学校遅れっぞ」
名前『そうだね!!行こうか!』
と再び歩きはじめる。
名前『そういえばそろそろ体育祭始まるね』
及川「そういえば、そうだったね!」
青葉城西高校体育祭は毎年5月下旬に行われる
季節的に言えば丁度いいぐらいだ。
岩泉「1番とってやる!!」
と運動神経抜群のはじめはとても張り切っているように見えた。
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作者名:コロッケパン | 作成日時:2018年3月17日 17時