貧血気味の三男(男主) (ページ14)

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Aside

mg「はーい着いたよー起きてー」

『・・・動きたくない』

mg「動けないの間違いじゃないか。
　とりあえず応急措置。家入って」

あの後、寝てたらマネヒョンの家に着いたらしい。
この人の家無駄に豪華なんだよな。

mg「無駄に豪華でいいでしょ」

『勝手に読むな』

mg「顔に出てるんだ。ソファー座ってて」

寝っ転がって天井をボーっと見てる。
毎日気だるげで少々口悪いヒョンを演じてきてるが、
限界も近い。
マネヒョンのだけでは最近足りず、
いつメンバーを襲ってしまうか分からない。

だから夜中外に出て、うろうろしてるんだけど・・・
だってさ、超絶空腹の時にいい匂いする料理が
ひたすらどこに行ってもあるような感じだよ？
自分でもどうなるか分からんよね。

ちょっとやりすぎたな・・・

mg「はい。これ飲んで」

A「はぁ、、、」

mg「帰れんの？」

A「いずれ帰る。だから少し居座るわ」

mg「っとに、、お前は今までのヤツより全然読めないわ」

A「さっき読んだじゃん」

mg「違うわ。お前さんの心情よ」

A「……それは俺も知りたいわ」

もう何年何十年生きてきたかわからない。
もう生きることに苦痛を感じる。
自分の正確な年齢すらも分からない。

戻った時メンバーをどうするか。
まぁその時考えよう。

この呪いがかった俺を助けて欲しい。
こんな思いも初めてだ。
・・・きっと血が足りないだけだ。

だが、もうどうでも良くなっきたのは事実。
さぁどうしようか。

これ以上メンバーに特別な想いは持ちたくない。

大事な人が出来たところでどうせ……

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