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mm「すみません、ここでいいです。ありがとうございました」
少し家が複雑な場所にあるから説明するのも面倒だし少し離れた先で下ろしてもらった
かといってそこからは10分程度で着くし大丈夫だろう
そう思っていたら後ろから「蓮くん」と声がした
声の主を探すように振り返ればマスクとメガネをした女性が俺の名を呼んでいた
mm「誰…ですか？」
あたりは少し薄暗いせいもあってマスクやメガネもしているし顔は、はっきりわからない。
ただ
『忘れたの？』
そういうと少しずつ俺に近づいてくる
mm「あの人違いじゃ…『今日の手紙読んでくれた？』
俺の声と被せるようにいう女性にゾッとした
mm「まさか貴方が？」
この女性が俺たちに手紙を…？
一見普通の女性。
けどメガネ越しから見える目は鋭く怖い。
『蓮くんは私のものだもんね』
mm「…はい？」
こわい。
震える身体を必死に隠して女性に問う
mm「あんたは誰？」
『蓮くんの彼女でしょ？』
mm「違う。そう言うことを聞いてるんじゃ…」
ﾌﾟﾙﾙﾙ…
そのタイミングでちょうど俺の携帯がなる
『出ていいよ。ラウールくんじゃない？』
そう言われて携帯を取り出せばラウールと表示された文字
mm「なんでわかんの…」
『手紙見たでしょ？私は蓮くんの彼女なんだからって』
そういえば「じゃあ帰るね」と俺に手を振る
『あっ、ちゃんと手紙最後まで読んでね』
mm「ちょ、ちょっと！」
女性は俺に微笑みかけるとその場から消えていった
mm「なんだったんだよ…あっ、やべっ。ラウール」
女性に気を取られてすっかり忘れていた
いまだに鳴り止まないスマホをとりタップする
mm「ラウール、ごめん、どした？」
ru「どしたじゃないよ！なんで出ないの！」
半泣き半ギレ状態で電話をかけてきたラウールに今さっき起きたことを伝えるか迷ったけど、このままじゃもう自分も危ない気がした
mm「ごめんごめん。実はさ、さっき手紙を送ってきた人にあった。」
ru「え、嘘でしょ？」
電話越しでもわかる呆然とした声。
ru「なんて…言われたの…」
mm「とりあえず俺は私の人のものだ。とか言われた、あと帰り際に手紙を最後まで読んでって」
ru「え？ちょっとまって」
さっきの手紙はラウールが持ってるから慌てて最後までもう一度読み返してもらう
ru「ねぇ、めめ。さっきは気づかなかったんだけど、裏になんか書いてた」
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藍 - 更新頑張ってください。楽しみにしてます。 (2020年11月3日 13時) (
レス) id: c950d0f678 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ - こぶさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけるだけでがんばる気力になります！ありがとうございます！！更新がまばらではありますが頑張りますので引き続き読んでいただけると幸いです！ (2020年7月24日 7時) (レス) id: 063e082715 (このIDを非表示/違反報告)
こぶ(プロフ) - 序盤だけでもすごくおもしろくてとても続きが気になります！ これからの進展がすごく楽しみです！ 更新頑張ってください！ (2020年7月21日 6時) (レス) id: 61aa9b63c4 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ - みみんさん» コメントありがとうございます！少し変わった形から入っていくのでぜひ楽しみにしていてください！ (2020年6月19日 22時) (レス) id: ac6b4a5272 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ - バチスタファンさん» いつもコメントくださってありがとうございます！ ゆっくりですができるだけたくさん更新できるよう頑張ります！ (2020年6月19日 22時) (レス) id: ac6b4a5272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぅ | 作成日時：2020年6月17日 21時
