そっともっとぎゅっと 2《JK》 (ページ7)

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「ついさっきオッパと会ってた」

とAの口から出た時は、はっ！？と驚きを隠せなかった

でも

「やっとオッパに心の底からおめでとうって言えた

やっとけじめがついたよ」

そう言って笑うもんだから、ただ抱きしめることしかできなくて

「早すぎるよ、A」

そう言って苦笑すると

「善は急げって言うじゃない？」

なんてケラケラ笑った

なんだか無性にAが愛おしくなって無造作に頭を撫でると気持ちよかったのかそのまま俺の肩に頭を埋めた

「ねぇグク」

Aの吐息が耳にかかる

ゾワっとする感覚に理性がぶっ飛びそうになって危ない危ないと自分を落ち着かせた

「私たち…両思いなんだよね」

恥ずかしいのか、声が震えるA

「うん」

そう言うと腰に腕を通して抱きつく

ギュッと

…やばいっ

俺の中で何かが疼く

でも下手に手を出してAを傷つけたくなくて自分の足をつねる

「じゃあ、付き合ってる…でいいんだよね？」

「うっうん」

戸惑う俺に構わずAはさらに体を密着させる

えっもう本当やばい

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