隠の桐島さん【鬼滅の刃】

鎹鴉って丸焼きにしたら美味いかな？ ページ2

『後藤さん、まーた指令ですよ』



「は！？さっき帰ってきたばっかだろ俺たち
今度何処だ」



餌をやっていた鎹鴉に聞くと
元気よく北北西！っと答えた


ハハハハハ北北西かぁ...



『真反対じゃないですかヤダー』←現在地南南東



「おら早く立て走るぞ」



絶対おかしい主に任務場所が
だってさ普通任務場所に一番近い隠が選別されるはずなのにさ

何で真反対にいる私たちがいかにゃならんのだ！？


本気で泣きたくなるわぁ



「はぁあああ...カステラ食べたくなってきた」



『最後に甘味食べたの何ヶ月前だっけ？ 』




なんて、ポロリとある意味危ない発言が出かけたが
それぐらい隠は忙しいのだ

壱に仕事、弐に仕事、参...肆...伍も仕事です！！

とかいう恐ろしい心得もあるからな



隠になってからいろんな隊士達と出会ってきたが
今回の隊士達はわけありなのか

私たち以外にもかなりの隠が集められていた


途中でいまにもぶっ倒れそうな一般隊士を見つけて
縄でふん縛っといた

けが人は安！静！に！



ざっと三刻ぐらいかけてようやく私たちは現場に到着した



の、だが



『隊士がいない！？』



「え、えぇ... 桐島殿、集められるだけ集められて
読んだ隊士の姿が見えないようで」



「おいおいどういう事だッ、現場が変わったってことか！？ 」




まさかの連絡ミスで無駄足食らった私たちは
絶賛不機嫌度MAX

誰だ適当な事言った奴
あとで絶対上に訴えてやるからな！！



「そんで、鎹鴉は何て？」



『今聞いてるとこだって...んで場所は？』



バッサバサと翼をはためかせながら
その場を回る鎹鴉に再度問いかけると

澄ました顔でこう言った






「カァアーッ！！北北西！！北北西ィ！！」






やっぱこいつ丸焼きにして隠のみんなで食っちまおうかな

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