隠の桐島さん【鬼滅の刃】

後藤さん許すまじ ページ6

『よっこらせっと』




蜘蛛化の進んだ隊士に注射を刺し解毒を試みるが
やはり完全に蜘蛛化が進んだ隊士には

あまり目に見えた効果は見られなかったが


時間が経てば元の人間の姿に戻れるという



なるべく後遺症が残らないといいけど




『...夜明けだ』



徐々に辺りが日の光で照らされ
山から見る日の出はキラキラと輝いて見えた


スッと冷えた山の中に日の光が差し込み
ポカポカと暖かい空気が流れ込んだ


あーあ...仕事じゃなければこのまま日向ぼっこしたのに...




「おーいA！！」




『あ、先輩方お疲れ様でーす』




奥の方から他の隊士を背負った後藤さん達が現れた
何やら包帯が巻かれていない隊士を担いでいたので

駆け寄って見れば
ガシッと肩を掴まれた




「A...あのね、落ち着いて聞いて」




『うわぁ...嫌な予感しかしない
予め言っておきますが”絶対に嫌です“』




「まだ何も言ってねぇだろ！
此奴を本部に連れて行かなきゃならなくなったからお前もついて来い」




『丁重にお断りしますぅぅぅ！！後藤さん達だけ行けばいいじゃん！！」




そう隠では有名な話だ
半年に一回本部の産屋敷邸で行われる


”柱合会議“には絶対に行ってはならないという話だ





行けば最後限界まで精神をすり減らされるという




正に地獄の会議




私まだ死にたくないし...柱に目ぇ付けられたら




あぁ...考えるだけでも恐ろしいッ



蝉の如く木にしがみつき
後藤さんの魔の手を逃れようとするが


流石に私の乏しい腕力では勝てず
ズルズルと引きずられながら本部へと連行される


ヤダヤダヤダ絶対に嫌ッ
終いには干からびて干し柿みたいになっちまう！！




誰かたすけてぇえええええええ！！(汚い高音)





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100hit超えてる！？
私が鬼滅のアニメ見返している間に一体何が...


読者の皆様本当にありがとうございます！！

世にも恐ろしい柱合会議→←社畜ですが何か？

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