短編 魔法少女!2 ページ24
僕が唖然としていると二人はまたバトルを始めた。ぶっちゃけ何が楽しいか分からないが本人達が楽しいならいいか。
「聖なる光を灯せ!邪悪なる者を消し去るのだ!ハァアア光聖!祓雨ェェエエ」
「フンッ、轟け!我が雷鳴に膝まずけ!え、えーっと…ブラックサンダー!」
「!ッあ、クプラさんは関係無いのに…!何故殺したの!?やはり魔法少女の風上にも置けないわね!まふ!許せない…最終奥義…」
なんか殺された。というかさっき最終なんたらって言ってたよね?あとまふまふさん思い付かなかったよね?ブラックサンダーって。お菓子みたいになったね?
!?
左から微かな呻き声が聞こえた…黒髪を肩位までのばした魔法少女。全体的に青っぽくてラメがちりばめられた可愛い衣装。そんなのが横たわっていた。バトルに負けたのか!?
「……クプラぁ…お前も多分危ないぞ」
二つ、驚いた。ひとつ目。声がそらるさんだ。この魔法少女、そらるさんだったのか!?うつ伏せなせいで顔は見えなくてスカートの下にはニーハイ…確かに足が見えない…細い。れをるさんかと思ったけど。
二つ目。僕も?何が?危ない?Aさんに危なくされた事なんて何度もある。顔面に小麦粉ぶっかけられた事もある。今更。
「うふふふ…そろそろ本気を出さなきゃね。…ハァッ!さぁ、魔力はため終わっている。どうする?」
「あはは、こちらも本気を出す!出でよ!そらるーっ!」
「無理…」
やめろ、では無く本気で無理そうな回答が返ってきた。
「ゲフン。そらるは…魔力が枯渇した様だ。まぁ、こんな魔法少女!僕だけで充分さ!行くぞ!」
「来い!」
「闇音響!炎魔弓!!…超強化!」
「光音響!氷魔弓!!…連射!!」
と、効果音がつきそうなバトルが繰り広げられている中。僕はうつらうつらしてた。
眠……
「***」
「****、***?***!」
何か声が聞こえる。雑音にしか聞こえない、眠い
「じゃあ、次はクプラが着てみようかな!魔法少女クプラ!」
「マジカル童貞クプラ!」
「…は?」
は?としか言い返せなかった。
この後、クプラも魔法少女になったのだが、それはまた別のお話ー…。
***
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滝原つな(プロフ) - 喘ぎながらはしる…ふにさんらしい(適当) (2016年8月16日 14時) (レス) id: 3f531b701b (このIDを非表示/違反報告)
たけのこご飯(プロフ) - 21ライアザさん» ありがとうございます! (2015年12月14日 20時) (レス) id: e46a6089ba (このIDを非表示/違反報告)
21ライアザ - 凄い面白いですね!!更新楽しみにしてます!! 頑張ってください!! (2015年8月22日 0時) (レス) id: 9a98cb2315 (このIDを非表示/違反報告)
せつな。(プロフ) - はらみさん» きずかなくてごめんなさい!頑張りまする!無視とかしてませんからね!! (2015年7月14日 20時) (レス) id: 82b93304b0 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ猫。 - …プッ (2015年7月12日 17時) (レス) id: beb6e56270 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たけのこご飯 | 作成日時:2015年5月14日 19時