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ケーキの行方 ページ46
亮花Side
お義母さんが、キッチンからとってきてくださった保冷剤を見てふと思い出したこと…
ケーキ、どうなった？
この言葉に限る…
え？大介、ケーキ買ったって言ってたよね？
でも、誰もケーキの話しないじゃん…
そういえば、家帰ってきてすぐ私とけんかして、色々あったから…
ケーキ、まだ二階の大介の書斎なんじゃ…！
ヤバい…
普通に、マズイ…
二階は、エアコン入れないと蒸し風呂なのにっ！
ケーキ腐ったら…
亮花「大変じゃんっ！」
辰美「えっ！何が大変なの？急にどうしたの？亮花さん？」
亮花「あっ！いや！何でもないです…」
あっぶな…
お義母さんに怪しまれるとこだった…
これだけ話してても、一回もケーキの話題が出てこないってことはそう言うことだよね？
楽しみにしていたケーキが、ダメになっちゃってる可能性、、、
90％…
もう望み薄です…
でも、あきらめないもんっ！
私は、残りの10％を信じますっ！
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