佐久間家のできる嫁Ryouhei.A Part 4

仲直りはハグで ページ39

大介Side




あーぁ。亮花、泣かせちゃったよ。


俺、なにやってんだか。


亮花がいない毎日とか俺には考えられない…！


あんな酷いこと言うんじゃなかった…


そんなことを思いながら急いで、京本家に向かう。


家の前に着いて、インターホンを押す。


すると、大我が出てきてくれた。


大我「大介早く入れ！」


大我の後に続いて、家に入らせてもらう。


ガチャ))


大介「お邪魔しま…」


亮花「大介が大切にしていたフィギア壊してしまってごめんなさい。」


扉を開けるなり、正座して深々と頭を下げる亮花。


なにもそこまでしてくれなくてもいいのに。


大介「亮花、頭上げてよ？ね？」


亮花は頷いて、頭を上げてくれた。


大介「俺の方こそ亮花に酷いこと言い過ぎてしまってごめん。」


亮花「ううんー。私も大介に酷いこと言っちゃってごめんね。もう、迎えに来てくれないと思ってたｸﾞｽﾝｸﾞｽﾝ」


大介「お願いだから泣かないでよ〜。迎えに来ないはずがないじゃん。俺は亮花を1番に愛してるんだから！」


亮花「ほんと？」


大介「あったりまえだろー」


亮花「大介〜！ｸﾞｽﾝｸﾞｽﾝ」


大介「亮花〜！」


亮花は泣きながら、飛び付いてきた。


飛び付いてきた亮花を受け止めて抱きしめる。


俺の腕の中で泣き崩れる亮花。


いつもありがとう。思いっきり泣いてもいいんだよ。と頭をなでなでする。


それから亮花は大泣きして、落ち着いてきた頃に、


亮花「私も大介を1番に愛してるよ。」


大介「なんか照れるね笑」


亮花「だねっ笑」


大介「さっ！みんな待ってることだしそろそろ帰ろうよ？」


亮花「うん！」


大我と優華ちゃんは俺らの仲直りを微笑ましそうに見ている。


大我「ラブラブじゃん。よく人前で愛を分かちあえるよな〜な、優華〜？笑」


優華「ねっ、ほんと鴛鴦だよね〜、羨ましい〜。」


大我「おいっ！笑それどういうことだよ〜」


優華「なんでもなーい笑」


亮花と目が合って微笑む。


大介「あっ！お騒がせしました。」


亮花「優華、心配かけてごめんね。」


大我「ほんとお騒がせ夫婦だよ〜(笑)大介、亮花ちゃん大切にしろよ？」


わかってるってばー


優華「亮花、仲直りできて良かったね！」


亮花「うん♪」


大我・優華「2人とも仲良くね〜」


大介・亮花「はーい！お邪魔しました」


そう言って、京本家を後にした。



皆さん、お騒がせしました。


亮花と仲直りできたよ〜♪

そのころ家では…→←家に帰ると…

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