コーヒーとミルクと角砂糖 ❄💚③ (ページ24)

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目を覚ますと久しぶりに見る慣れ親しんだ天井。

ベッドの下にはタオルケットにしっかりとくるまった亮平くん。

起こさないようにそっとベッドから降りてキッチンへ。
朝ご飯の支度をしていると腰に腕が周り、肩に心地よい重み。

亮平「おはよ」

A「おはよう。寝れた?」

亮平「うん。ぐっすりだった」

A「ならよかった」

亮平「けど、ちょっと寒かった」

A「寒かった?真夏だよ?」

亮平「Aちゃんいなかったから」

A「私はゆたんぽか(笑)」

亮平「あと、だきまくら」

A「私のことなんだと思ってるのよ(笑)」

亮平「ふふ(笑)」

ママ「おはよう」

亮平「わ！お、おはようございます」

ママ「朝からいいわね(笑)」

A「ママ、やめてよ(笑)
亮平くんはびっくりしすぎ(笑)」

亮平「逆に何でびっくりしてないのよ」

ママ「今日はどうするの?」

A「うーん。亮平くんのご実家って今日行く?」

亮平「いや、今日はいいや。明日から仕事だし」

A「そっか。あ、今日さ買い物行きたいんだよね。だからお昼ご飯食べたら帰ろうかな」

亮平「そうだね」

ママ「了解」

このままママと朝食を作って、お昼までまったり過ごしてお買い物をして帰宅。

初めての夏休みはこの日しか亮平くんと休みが合わなかったけど楽しかったな。