帰省 ページ22
．
2人で私の実家へ。
母「おかえりー」
A「ただいま！」
亮平「お邪魔します」
凛「いらっしゃい」
未だに残してくれてる自室に荷物を置き、リビングへ降りる。
凛「蓮くん、今日帰ってくるってうるさかったのは2人が来るからだったんだね」
A「もう帰って来てるの?」
凛「いや、まだ帰って来てはないけど」
亮平「めめなら今日は昼過ぎまでって言ってたよ」
凛「じゃあそろそろ帰ってきそうだね」
なんて話していると玄関の扉が開く音。
蓮「ただいま」
蓮くんが帰ってきた。
蓮「A!会いたかったよ!」
勢いよくこっちに向かって来た蓮くん。
を右手で押さえつける亮平くん。
亮平「昨日会ったばっかりでしょ!」
亮平くんの右手でおでこを押さえつけられじたばた少しもがく蓮くん。
ママ「蓮、手ぐらい洗ってきなさいよ」
ママに言われて手を洗いに行く蓮くん。
蓮くん、私、亮平くん、凛くんで並んでゲームをしているとインターホンが鳴る。
インターホンに出ようとしたけどママの方が一足早くて、亮平くんの横に逆戻り。
玄関の方から少し声がするけど誰と何を話しているかまでは分からない。
暫くすると、その声が近づき、リビングに入ってきた。
蓮「お、怜音じゃん!」
怜音「お邪魔します」
亮平「あ、こんにちは」
A「あれ、怜音どうしたの?」
ママ「スイカ持ってきてくれたの」
A「スイカ!?」
亮平「目がすごいね(笑)」
怜音「昔からスイカに目がないよね(笑)」
A「夏って言ったらスイカでしょ!」
亮平「分かった、分かったから(笑)」
テンションが上がりすぎて立ち上がった私の服の裾を引っ張る亮平くん。しかも上目遣いになってるからあざといのなんの!
引っ張られてそのまま座った先は、亮平くんの膝の上。安全ベルトかのように腰に回された腕。
冷房が少し強めだったから、心地いい温度。
怜音が来たことで、私と亮平くんは2人で一人、私が使っていたものを怜音が使ってみんなでゲームをすることに。
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作者名：☆ゆゆまる☆ | 作成日時：2023年3月12日 21時
