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とはいえ宮舘さん宅に大人10人分の食材がある訳もなく、相瀬さんにスーパーに寄ってもらってお買い物。
今日は皆で手巻き寿司パーティーをすることに。
皆さんお刺身に魚卵、キュウリや味付きかんぴょうなどがどんどんかごに吸い込まれていく。
買い出しを済ませて宮館さんの家に到着。
慣れたように手洗いを済ませ、買ったものを冷蔵庫に入れる皆さん。
A「あ、あの、何かお手伝いさせて頂けることありませんか?」
涼太「いいよ、座ってて」
A「でも」
涼太「あ、じゃあ酢飯作ってもらってもいいですか?
そこにある団扇使ってください」
A「わかりました!」
宮舘さんに酢飯づくりを任命され、宮舘さんがお顔がおっきく印刷された団扇としゃもじを何とか二刀流で動かすのをダイニングで頑張っていると
ラウール「Aさん何してるの?」
A「酢飯を作ってます。」
ラウール「僕も一緒にやる!舘さん僕もやっていい?」
涼太「いいよ、しっかり扇ぎながらやるんだよ」
亮平「え、俺も」
蓮「俺もしたい!」
A「亮平くんと蓮くんもやるなら私どこうかな。
そんな人数いらないし」
辰哉「Aちゃんおいで、こっちで一緒にテレビ見よ」
ソファーにいる深澤さんに手招きされる。
亮平「ふっか」
辰哉「なによ、そんな睨まないでよ わら」
蓮「ふっかさん、マジでないっす」
翔太「うわ、めめの目!(笑)」
ラウール「できた!」
A「ありがとうございます」
いつの間にかラウールくんが完成させてくちゃいました。
ラウール「舘さんこれで平気?」
涼太「お、いいね。じゃあそれテーブルの方に運んどいてもらってもいい?」
ラウール「はーい」
A「あ、運ぶのは私が!」
亮平「いいよ、ラウにやってもらお」
A「でも……」
なんてやってる間にまたラウールくんが運んでくれた。
え、結局私ほとんどお役に立ててないじゃん!!
涼太「Aちゃん」
A「はい!」
涼太「好きな席座ってゆっくりしてて」
A「え」
涼太「阿部と目黒がソワソワしすぎてるからさ」
A「わかりました」
招いていただき解きながら何もできないのは正直落ち着かないけど、確かにこの2人をウロチョロさせておくのはお邪魔な気もするので、おとなしく座らせていただくことに。
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作者名：☆ゆゆまる☆ | 作成日時：2023年3月12日 21時
