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そのまま洗面所に向かってドライヤーを手に取る。
「風邪引いちゃうから髪、乾かしますね。」
ほんまは俺が我慢できへんくなるからやけど。
阿部くんの後ろに座って髪を乾かしていく。
湿っていた髪がいつものサラサラストレートに戻ってきた。
癖っ毛の阿部くんは可愛いけど、ストレートの阿部くんは美人って感じで、俺はどっちも好き。
そうしている間、阿部くんは俺の写真を真剣に見てくれててなんか嬉しい。
「阿部くん、俺とおんなじ匂いする。」
ドライヤーを止めて阿部くんの頭に顔を寄せると、俺とおんなじシャンプーが香って。
おんなじやけど、阿部くんの匂いと混ざって違う香りにも感じる。
「あ、気づきました？それ。」
「うん、知らなかった。」
阿部くんの後ろから覗く手元には、阿部くんの写真が写っていて。
「俺、阿部くんのふとした時の表情が好きなんすよね。」
正面から撮るのがまだ恥ずかしいだけやったけど、
これも嘘ではない。
「…ねえ康二、その��好き��は、どういう��好き��なの？」
困ったような顔をしてこっちを見る阿部くん。
俺、昨日勢いで好きって言っちゃったけど、
そうやんな、覚えてへんよな。
でも、俺は覚えてるよ。
��……こうじ…………すきだよ。��
昨日の夜、阿部くんの腕の中で聞いたこの言葉。
だから、
阿部くんが自分の気持ちに気付いてくれるまでは、
まだ内緒やで。
「それは、どうでしょう。」
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まの(プロフ) - まほままさん» こんにちは。コメントありがとうございます、是非続編もお付き合いください！ (2019年11月4日 15時) (
レス) id: 1d47f923ea (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - こんにちは。いつも楽しくニヤニヤさせてもらいながら読ませて頂いてました。二人が幸せになれて良かったです！是非めめサイド読みたいです。お時間あれば…でお願いします。 (2019年11月4日 14時) (レス) id: 7707bec53f (このIDを非表示/違反報告)
まの(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます、ゆり組さん勉強しておきます！笑 (2019年11月2日 19時) (レス) id: 1d47f923ea (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 素敵なお話で読んでいて幸せな気持ちになれました。次やお話はぜひゆり組で描いて欲しいです、よろしくお願いします！ (2019年11月2日 18時) (レス) id: b88d10da88 (このIDを非表示/違反報告)
まの(プロフ) - tmy1127さん» はじめまして、そんな嬉しいこと言ってくださるんですね、、今後もぜひお付き合いください！ (2019年11月1日 23時) (レス) id: 1d47f923ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まの | 作成日時：2019年10月1日 20時
