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まったりお茶をして、一息ついたところで大事なことを思い出す。
「そうや、阿部くん動画の編集得意やんな？」
「まあ、人並みにはできるかな。」
「この前撮ったふっかさんのお誕生日動画、編集お願いしてもいいすか？」
何だかんだふっかさんにはめちゃくちゃお世話になってるから、いい動画が作りたいと思ってて。
「ああ、いいよ。データ頂戴、今から一緒にやろう。」
「ほんまに？ありがとう！持ってきますね！」
データを阿部くんに送って、早速動画作りに取り掛かる。
「康二のイメージ教えて？」
「んっと、とりあえず順番にふっかさんに助けてもらう動画を繋げたいです。」
「なるほど。」
サクサクと手元を動かして動画を重ねていく。
「次は？」
「えっ、もうできたんすか？」
「ふふっ、うん。」
「はやっ！」
見てたけど何やってるか全然わからんかった。
「そしたら、んーなんやろ。アテンションみたいな感じの音つけて、謝罪動画で終わりかなあ。」
「なるほど、わかった。」
俺のこの語彙力で伝わるなんて、阿部くんの頭ってどうなってんねやろ。
「よしっ、できた。」
オチもちゃんとついたいい動画が、ほんまに一瞬でできた。
まじまじと手元を見ていたのに、何もわからんうちにできてた。
「はやっ！すごっ！ありがとうあべくん！」
なんや感動して、勢い余って阿部くんに抱きつく。
「ありがとう！」
目黒とかにやる癖でつい肩口におでこをぐりぐりすると、
「わかった、わかった！」
「ちょ、一旦離れよ。こら、康二、待て！」
なんて言う。
「いや俺は犬か！」
これまた癖でツッコミを入れると、
「ははっ、えらいねぇ、待てできたねぇ。」
なんて、くしゃくしゃと犬にするみたいに頭を撫でられる。
でも、やっぱりこれが1番落ち着く。
しばらく黙って頭を預けていると、
「ん？どうした？」
俺の顔を覗いてそう聞く阿部くん。
「俺、阿部くんに頭撫でられるの好きやで。」
「……ねえだから、その��好き��はどういう��好き��なの？」
そんなん一つしかないに決まってるやん。
でも、まだ、教えられへんよ。
「んー、内緒！」
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まの(プロフ) - まほままさん» こんにちは。コメントありがとうございます、是非続編もお付き合いください！ (2019年11月4日 15時) (
レス) id: 1d47f923ea (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - こんにちは。いつも楽しくニヤニヤさせてもらいながら読ませて頂いてました。二人が幸せになれて良かったです！是非めめサイド読みたいです。お時間あれば…でお願いします。 (2019年11月4日 14時) (レス) id: 7707bec53f (このIDを非表示/違反報告)
まの(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます、ゆり組さん勉強しておきます！笑 (2019年11月2日 19時) (レス) id: 1d47f923ea (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 素敵なお話で読んでいて幸せな気持ちになれました。次やお話はぜひゆり組で描いて欲しいです、よろしくお願いします！ (2019年11月2日 18時) (レス) id: b88d10da88 (このIDを非表示/違反報告)
まの(プロフ) - tmy1127さん» はじめまして、そんな嬉しいこと言ってくださるんですね、、今後もぜひお付き合いください！ (2019年11月1日 23時) (レス) id: 1d47f923ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まの | 作成日時：2019年10月1日 20時
