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You side.
それからというもの、彼は更に私の行動を監視するようになった。
「今日、気分転換に1時間くらい買い物してきてもいい？」
彼が仕事に行く前、いつもどおりのお見送りの時に出掛ける為の許可を取った。
亮「....うん、」
腑に落ちないような表情で頷いた彼。
「ちゃんと帰るからそんな悲しそうな顔しないで、」
亮「絶対に1時間だけだからね。約束だよ？」
「うん。」
亮「じゃあ....行ってきます。」
「頑張ってね。」
彼を見送った後、私も身支度を始めた。
近くの大型施設にふらっと寄るだけだから、と少しだけ油断していたんだ。
.
大型施設に着いた頃、知らない番号から電話がかかってきた。
知らない、とは言っても亮平くんに家族と亮平くん以外の連絡先を消されてしまったから、知り合いだとしても分からないんだけど。
「もしもし、」
恐る恐る電話に出ると、妙に聞き馴染みのある声が電話口から聞こえた。
翔「もしもし、A？」
「しょう、た？」
翔「うん。」
「っ、」
翔太の番号は着信拒否にしたはずじゃ、
翔「ごめん。今友達の携帯借りてる。俺のでかけたら、繋がんなかったからさ。
....信じてもらえないだろうけど、話、聞いてほしくて。今、どこにいる？」
「今、」
ここで電話を切ることも出来たはずなのに、全てを知る必要があるような気がしたから彼の問い掛けに答えてしまった。
.
電話を切ってから10分後、後ろから声が掛かった。
翔「A、」
久しぶりに見た翔太の顔。
少し、痩せたのかな、
彼の姿を見て、ぎゅっと心臓が締め付けられた。
.
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cleam(プロフ) - ゆんりかさん» お返事が遅くなり申し訳ないです....！ありがとうございます（ ; ; ）ちょっと怖いお話（？）だったのでそう言っていただけて嬉しいです（ ; ; ） (2021年5月4日 19時) (
レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんりか(プロフ) - コメント失礼します 読んでいるうちにどんどん引き込まれました♪ 最高です (2021年5月1日 14時) (レス) id: d4900d386d (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - menoさん» コメントありがとうございます！担当様でしたか( °o°)内容が強すぎたら申し訳ないです....いつかあべくんには狂ったキャラを、と思っていたのでそこを楽しんでもらえたなら幸いです。いつか役回りでサイコパスなあべくんも見てみたいですね＾＾ (2021年2月15日 23時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
meno(プロフ) - 軽い気持ちで読んでたら、え、？とかは、？とかもう内容に引っ張られちゃって、もうとにかく凄いなって思いました!!!フィクションだからこそ自担の妄想黒場面がみられたのが幸せでした(あ、阿部ちゃん…あなたそんな…え…とちょっと放心状態になったのは内緒) (2021年2月15日 10時) (レス) id: a41f81c6b1 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - Asahiさん» お返事遅くなりまして申し訳ありません！一応こちらはあべくんのお話なのでこのエンドが正規ルートです。ですがもしわたなべくんオチを、とのことでしたら書かせていただきます＾＾ただちょっと時間が掛かってしまうかもしれないので、それでも良ければなんですけど.... (2021年2月15日 0時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年1月26日 21時
