【銀魂】混血狐＿悲劇と再会

42.トッシー　真選組動乱編 ページ43

『彼奴どこ行きやがった！』

黒河には伊東を見張るよう言っておいた｡

《コイツを処分すんなら俺にも特別副長としての責任がある｡俺も一緒に処罰を受けよう｡但しコイツの切腹は取り消してはくれまいか｡特別副長としての最後の命令…いや､頼みだ》

俺は真選組を追放された｡今更後悔はしてねェ｡
だって俺の大切な友達との約束だから。
彼奴らを守るって｡

ふと､電気屋のテレビに目が止まった｡何せ俺が探してる奴と見覚えのある眼鏡が映ってたから

『あんのバカ野郎ォォォ!!!!』

眼鏡が居るって事は恐らく万事屋にいるだろう｡
俺は万事屋に走った｡

バァン！

チャイムも鳴らさず玄関を壊し入った

新八「Aさんんん!?玄関壊さないでェェェ！」

『悪い悪い』

土方「A氏どうしたでござる？」

oh……

『……土方君…まァ見つかったからいいや｡』

銀時「え？え？」

俺は土方君の隣に座る

土方「A氏､後でトモエちゃんの仮装を…」

『却下っつってんだろ』

はぐれる前もこんな感じだった｡服は違ったけど

新八「つーかあの…土方さんAさん」

土方「なんだい志村氏」

新八「あの…仕事はどうしたんですか｡昼間からこんな所ふらついて」

土方「仕事？」

痛い所付くねェ

土方「ああ真選組ならクビになったでござる｡ねーA氏」

『…あ､ああ』

まぁ､こんな土方も悪くないが…
ホントは銀時がこんなだったら嬉しいなー…って俺何考えてんだ

新八「え“え“え“え“え“え“!?真選組やめたの!?なななななんでェ!?Aさんも!?」

『……色々あるんだよ……』

……伊東とコイツが会うのは気が引ける…明らかに今のコイツが戦ったら死ぬ｡どうする…どうする…







……やはり俺が何とかしなければ……
妖刀の呪い……妖刀の呪い……妖刀……妖刀……？
刀……刀だ！

『銀時!ここの近くに腕の経つ鍛冶屋は居るか!?』

銀時「居るが急にどうした!?」

『今すぐ案内してくれ！頼む！時間がない！』









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鉄子「……間違いない村麻紗だ」

新八「村麻紗？」

鉄子「室町時代の刀匠千子村麻紗によって打たれた名刀だ｡その切れ味もさることながら人の魂を食らう妖刀としてもしいられている」

土方「妖刀？ホントに妖刀でござるか!?中から美女が出てきたりするでござるか!?」

鉄子「いや…あの」

『やめんかボケェ！』

ドゴッバキボカッ

新八「妖刀って一体どんな妖刀なんですか？」

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