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(佐野side)
「ごめん、待たせたよね」
佐野「あ、いやいや、全然待ってないです！」
特にどこにいくかも聞かされてない状態で駅で待ってた。
小走りで駆け寄ってきたAさん。
なんや、どこいくん？
佐野「今日って、、」
「今日はね〜、健ちゃんの家に行くの！笑」
佐野「は？えぇぇぇぇぇぇぇ？！」
え、え、健ちゃんって小島くんだよね？！？！
え、え、なんで？！
「同棲してた時の荷物がさ、まだ置いたままなの笑
だから取りにこうと思って！」
佐野「えっと、、僕っておっていいんですかね？」
「んー、わかんない笑」
とぼけたように笑うAさんが可愛くてついノってしまった、、。
佐野「ここが、、小島くんとAさんが住んでた家」
「そうだよ、笑はい、鍵開けたから入って」
佐野「ありがとうございます。」
あ、小島くんの匂いや。
〜「やめてや〜笑」
〜「うるさいって。」
〜「健くんって案外いい体してるんやな笑」
え、、、。
扉の向こうから聞こえてくる男女の声
佐野「小島くん、、と、南さん、？」
扉を開ける前に察した。
あ、これは聞かせちゃあかん。
Aさんが、泣いてしまう。
「....んー、やっぱ私、健ちゃんにとって要らん存在やったやなぁ、笑」
佐野「あ、、、」
聞かせてしまった。
笑ってた、でも、、泣いてる。
佐野「っ.....(ｷﾞｭｯ」
「え、、。」
佐野「....出ましょう。早く、、。」
あまりにも悲しそうだったから抱きしめてしまった。
そのまま手を握って外に出た。
無理やったんや。
あの空間にこんな悲しい顔してる人置いとくなんて俺には無理やった。
ｶﾞﾁｬﾝ________________
「うぅっ.....っ」
扉が閉まった途端。
何か糸が切れたように泣き出すAさん。
佐野「僕の家行きましょう」
「っ.....」
タクシーを拾ってそのまま俺の家に向かった。
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はじめちゃん(プロフ) - 葵さん» ありがとうございます！これからも読んでいただけるように頑張ります^ ^ (2020年8月29日 3時) (
レス) id: bb8df3d24a (このIDを非表示/違反報告)
はじめちゃん(プロフ) - いちごぷりんさん» 以前もコメントしてくださいましたよね？作品ごとに反応してくださりありがとうございます！少しテイストを変えてみたのでこちらも楽しんでいただけたら幸いです。 (2020年8月29日 3時) (レス) id: bb8df3d24a (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 一気に読んでファンになりました！更新楽しみにしてます！頑張ってください\ ♪♪ / (2020年8月1日 20時) (レス) id: 35eb9bf352 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぷりん - 今までにない感じのお話でとっても面白いです！更新頑張ってください、楽しみにしてます(*≧∀≦*) (2020年7月27日 21時) (レス) id: 39651266d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はじめちゃん | 作成日時：2020年7月26日 22時
