2話 ページ3
朝食を作るため、5時に起床して台所に向かう。
エプロンを付けて今日は、鮭の西京焼きを作る。
テキパキと動き味見しながら、味噌汁、大根の煮物、鮭の順に作ってゆく。
出来上がると食器に入れて御盆に乗せてテーブルに並べて置いていく。
襖を開けて一人の男性が和室に入って来た。
「…………。」
寝起きでフラフラと歩きながら静かに座り手を合わせた後、箸を持って食べ始める。
A「伊黒兄さん…」
伊黒「………何?」
A「何か慌ただしいね…緊急で柱達が集まるって聞いたけど…」
伊黒「あぁ…鬼を連れた隊士が拘束されたらしい…それで審判するんだそうだ」
A「そうなんだ…あっ、お昼は無一郎くんと一緒に商店街に行ってくるので、居ないから宜しく」
伊黒小芭内、階級は柱で蛇柱。
Aはその継子で従妹。
彼ははぁ?という顔になり、思わず箸が止まって唖然。
伊黒「つまりデートだよな、いや、男と行く時点で既にデートだ」
何かスイッチが入ったかのようにブツブツ言い始めた。
A「任務で一緒に行く事になってね?その任務先が女装…っていうか変装していかなきゃダメみたいでさ……兄さん…?」
伊黒「A…男には気をつけろ、絶対にだ」
A「え?う、うん……?」
片付けも終えて自室に戻り、身支度して少し横になり大の字になる。
目覚まし時計をセットして、すぅー…と二度寝してしまった。
ジリリッ!!!という音で目が醒める。
時計を見る、待ち合わせまで20分あったが、妙にお腹が重たくて視線を向ける。
なんとまあ、可愛らしいロップイヤーのような髪型の男の子が抱きついて寝ていた。
A「…………?」←ただいま宇宙猫状態
やっと冷静さを戻して、男の子の頭を撫でる。
可愛いなぁーって思いながら優しく起こす。
A「無一郎くん〜おーきーてー」
時透「?…あ〜、おはよう」
A「何故…私と寝てたの?」
時透「うーん…Aが気持ち良さそうに寝てたからさー」
「つい……」て、言い微笑む。
A「無一郎くん…それ……恋人にやるべきでは…」
立ち上がり財布を裏ポケットにしまって、玄関に行きブーツを履く。
A「そうだ、朝どうだったの?審判とやらは」
うーん、と思い出す。
時透「それがねー」
※省略します。(●´⌓`●)
40人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ragnarok(プロフ) - みどりさん» ありがとうございます!言葉での表現は下手ですが頑張っていきます!!!!\\\└('ω')┘//// (2019年10月24日 21時) (レス) id: 1d08363133 (このIDを非表示/違反報告)
みどり - 伊黒さんと時透くん、しかも二重人格て、私得すぎるでしょ(謎ギレ)!!これからが楽しみです!!頑張ってください!! (2019年10月24日 20時) (レス) id: ae6be26781 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Ragnarok | 作成日時:2019年10月19日 15時