9話 ページ11
機能回復訓練や苦い薬なんてまだまだマシなほうだよ。
一応、励ましの言葉を言ってあげたら、恐ろしい程にちょろくて「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!がんばぁるぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」って言ってどこか走って去っていった。
翌日、少し身体を動かしてみたら昨日の痛みが嘘のように消えていた。
「お、いけるぞ」と腕をブンブン振り回す、ふと視界に入り枕の横に小さな赤色の巾着袋が置いてあった。
開けてみると綺麗な石のネックレスが入っており、「おぉ……綺麗な石」、新橋色で透き通った石でしのぶさん聞いたところ、無一郎くんが朝、これをしのぶさんに「Aに渡しといて」、そう言って任務に行ってしまったらしい。
あれから順調に傷は治り、すぐに退院した。
屋敷に戻ると小芭内が待ち構えており、ガシッと腕を掴まれて彼の自室に入り正座させられた。
伊黒「あれほど言ったろ気を抜くなってそもそもお前は((ネチネチ」
始まった兄さんのネチネチ説教、普通の人なら飽き飽きするだろうが私はもう恋しくなる。
1時間超えの説教、最後にため息一回して頭を撫でられる。
思いもよらなかった、あの伊黒が頭を撫でたのだからAは以外だ…と思いながら2時間ぐらいは呆然としていた。
─────────────────────────────
鬼による被害が多いという村に来て、話を聞くと既に15人も襲われたと言う。
沢山の隊士がむかったが戻ってくる事なく、私が行く事になった。
日が通らない場所と言えば……山か。
満月が輝く夜、右手には日輪刀を握り警戒し慎重に進んでいくと鉄臭い匂いがして鼻をつまむ。
A「…っ、?!」
そこには隊士だった者たちの死体。
身体にはあちらこちらに喰われた後があってそれ以上に驚いたのは、隊士を喰っていた鬼が従兄弟の兄の翔一朗と弟の伊介だった。
兄はAの顔を見て、伊介を守るように前に出た。
翔一朗「お前……Aか…?へぇ、鬼殺隊に入っていたんだな…」
鬼殺隊であるAに怯えてるのか目が酷く泳いでいた。
何か…切れる音が彼女の中で響いた。
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←ハロウィン
40人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ragnarok(プロフ) - みどりさん» ありがとうございます!言葉での表現は下手ですが頑張っていきます!!!!\\\└('ω')┘//// (2019年10月24日 21時) (レス) id: 1d08363133 (このIDを非表示/違反報告)
みどり - 伊黒さんと時透くん、しかも二重人格て、私得すぎるでしょ(謎ギレ)!!これからが楽しみです!!頑張ってください!! (2019年10月24日 20時) (レス) id: ae6be26781 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Ragnarok | 作成日時:2019年10月19日 15時