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一緒に食堂に向かっていると男性はあっ!と声を上げては突然、立ち止まり彼女の方に振り向く。

スレンディ「そういえば名前聞いてませんでした!」

A「そうでしたね…私はAといいます。」

スレンディ「Aさんですか!私はスレンダーマンといいます。皆さんにはスレンディと呼ばれています。宜しくお願いしますね。」

A「はい……ん?皆って?」

スレンディ「あ、朝食が終わった後に話しますので、それに先程のお話と質問を…」

A「?…分かりました」

2人は話を終えて、食堂についた。
細長いテーブルの上に1組ずつナイフとフォークが置かれていた。

スレンディは手前の席のイスを引いて、どうぞと言った、Aはそれに釣られる様に座って、ありがとうございますと礼を言った。

目の前に置かれてたナイフとフォークを見つめているとスレンディは台所からフレンチトーストとサラダにオレンジジュースを持ってきて、Aの目の前に置いた。

Aの向かい側の席について何か考え込んでいた。

その姿を見ているとスレンディは視線に気づいたのか、Aを見て首を傾げながらどうしましたか?と聞いてきた。

スレンディさんは朝食食べないんですか?と不思議そうに相手を見る。

彼は、先にいただきましたから大丈夫ですよと表情は分からないが苦笑した様にみえた。

そうですか…とAはフォークでトーストを抑え、ナイフで切り分けて食べた。10分後、ご馳走様でしたとナイフとフォークを置いた。

スレンディ「じゃあ、片付けてきますね」

椅子から立ち上がり食器を重ねて持って、台所に行った。

それから席に戻って椅子に座り、相手を真剣に見つめる。

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作者名:ネンザック | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/8211/  
作成日時:2018年2月15日 12時

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