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#08 ページ8

久しぶりのジョンハンがいない帰り道









ん?でも一人で帰るなんていつぶりかな









いっつも私の隣にジョンハンがいる









前回一人で帰ったのは中学2年生の時









ジョンハンが前日の雨にやられて風邪をひいた日









仲の良かった友達もいたけど、帰る方向が逆で一人で帰った







そういえば、傘を忘れた私はジョンハンが持ってた傘に入れてもらったんだ。自分だけ半分びしょ濡れになってたっけ







あの日、初めて1人の帰り道が寂しいことに気がついた







そんな昔の話は置いとこう(まだ2年も経ってない)






そーいえばあの女の子と付き合うのかな







だいぶ可愛かったし、よくよく考えたら学年上位に入るくらい可愛いって有名なヘリョンちゃんじゃない?!あー、そら可愛いよね







ジョンハンも可愛いって言ってたし







『付き合ったら毎日1人か〜』







そう呟き夕焼け空を見上げる







駅までのんびり歩いてると、子猫を撫でながら優しく笑う男の子がいた






その笑顔にドキッとする







少し近づき子猫の顔を見る







『可愛い』







つい、心の声が漏れてしまった






私の声に気づき顔を上げる男の子






目は大きくまつ毛も長い。







すごい可愛らしくもあり、カッコイくもある







「あの」







『え、あ!ごめんなさい、心の声が漏れてしまって。』







目の前の男の子はハハっと笑い







「可愛いですよね」







そう返した







「Aさん、ですよね?」







『はい!ってえ?なんで名前』







「学校で有名ですよ?」







私が有名?あ、絶対ジョンハンのせいだ







『絶対ジョンハンのせいですよね笑』







「まあ、それもありますね。」







男の子の目線が私から後ろへ移る







振り返るとジョンハンがたってた







「お、スンチョル」







『ん?知り合い?』







「同じクラス」







「名前言ってなかったね。名前はスンチョル
ジョンハンと一緒の2組!よろしくね」







『よろしくお願いします』







「じゃあ俺、あっちだから。またね」







手を振り私たちと反対の向きへ歩いていく







『スンチョルくん、カッコイイね。』







「あいつ良い奴だよ」







ジョンハンはニカッと笑った







1人だと思った帰り道は、ジョンハンが来たことで寂しくなくなった

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設定タグ:SEVENTEEN , ジョンハン   
作品ジャンル:恋愛
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bananalove0705(プロフ) - ストーリーも登場人物もなにもかもめちゃめちゃ面白いです!!!!更新楽しみにしてます!!!! (2019年4月26日 12時) (レス) id: 919c84d3be (このIDを非表示/違反報告)
しー(プロフ) - 面白いです!ジョンハンの小説少ないから嬉しいし、何より面白いので更新楽しみにしています♪頑張ってください(^^) (2019年4月24日 19時) (レス) id: 2700aa800c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Maru | 作成日時:2019年3月27日 0時

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