■忘却曲線／橙 ページ13
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「おれ、大きくなったらAと結婚する！」
昔、私が小さい頃誰かにそう言われたような気がする。
誰に言われたのかは、全く思い出せないが。
多分、男の子だったハズ。でもどんな声だったか、忘れてしまった。見た目は……なんて必死に思い出そうとするけれどそれすらも忘れてしまった。
でも記憶の片隅にはこの言葉が存在してて時折、ふっと思い返してしまうのだ。
そうは言っても今、仲の良い男友達は０人、学校では同性の友人とばかり喋っている私。だからこそ、心当たりすらないわけで。
「ねぇ、なんかAちゃんに用があるって呼んでるよ」
『え？誰が？』
「ほら、あの男子」
ある日の昼休み。
教室で友達とゆっくり過ごそうかと思っていた矢先、クラスメイトからそんなことを言われた。
男子が私を呼んでる……？
誰だろう、とクラスメイトが指差す先を見てみれば高身長に瓶底メガネがよく似合う、一度すれ違っただけでも忘れることはないだろうイケメンの男子生徒がこちらを見ていた。
こんな男子、同学年にはいないはずだぞ。
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もちもち太る♪(プロフ) - おもっっっしろかったです!!ヤンデレの狂気性とかが忠実にそれでいてどこかふわっと表現されていて読みながらニヤニヤしてしまいました💦神作品をありがとうございました!! (1月10日 2時) (
レス) @page16 id: 511e4bb1f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋雨氏
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/R9uf2SJKvFrqI87
作成日時：2023年12月11日 1時
