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「…すまん、急に飯誘ってもうて」
二人で歩いていればゾムが先に口を開いた。
「迷惑、やったよな」
『ううん、全然そんなことないよ』
「…ならええんやけど」
けれど少しだけ、彼の声が冷めているように聞こえた。
「なんか、A悩んどるん？話聞くで」
『……ゾムって悪夢とか見る？』
「悪夢？あー…最近は見てへんな。」
最近、ということはそれまでは悪夢を見ていたのだろう。ゾムはなんでこの話を切り出したのかと疑問の表情をしている。私は諸々事情を話すことにした。
「襲われる夢？」
『ずっと誰かがあとを追いかけてくるの』
どこに逃げても必ず見つけられる。道行く人に声をかけようと誰も相手にしてくれない、残酷な夢。そして逃げた先でナニカに呑み込まれるように落ちていく。
…思い出したら嫌な気分になってきた。
また今日も眠りにつけば同じ夢を見るのかと思うと怖気がやってくる。
「…確かにイヤやなぁ。そんな夢」
ゾムはそんな私を見兼ねてか心配そうな顔をして私と視線を合わせた。長い前髪のせいでいつもは見えにくい彼の目が今だけははっきりと見え、翡翠色を覗かせている。
ゾムは、優しい。子供の頃から相談事を親身になって聞いてくれる。昔から変わっていないその様子に心がほっと落ち着いた。
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もちもち太る♪(プロフ) - おもっっっしろかったです!!ヤンデレの狂気性とかが忠実にそれでいてどこかふわっと表現されていて読みながらニヤニヤしてしまいました💦神作品をありがとうございました!! (1月10日 2時) (
レス) @page16 id: 511e4bb1f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋雨氏
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/R9uf2SJKvFrqI87
作成日時：2023年12月11日 1時
