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(凪くん怖い 凪くん怖い 凪くん怖い……)



たった昨日、凪くんにあんな事をされたのだ。そりゃ恐怖も覚えるよ。でも顔が良いから強く言えないんだよね。イケメンってホント得だらけじゃん。


なんてぼーっと考えていたからかもしれない。前に人がいたのを気づかずに誰かとぶつかってしまう。
って言っても相手はDKだから私だけ尻もちを着いて派手に転ぶ。



「あ?」


『ひっ…』



上から聞こえたのは明らかに不機嫌な低音。見れば眉間に皺が寄っていて、転んだ私を誰だというかのような目で見つめている。嘘、マネージャーになってからかなり日が経ってるハズなんだけどな。



「女、お前誰だ?」



初対面やら威圧感やらで動けない私に彼は手さえ差し伸べてくれない。…我が強そう。

そんな時、彼の後ろから潔くんが慌てた様子でこちらへ来てくれた。



「馬狼!いくらなんでもAさんに女はないだろ」


「…なんだ、ヘタクソ」


「この人は俺らのサポートをしてくれてるAさん。絵心さんから紹介されたの覚えてないのか?」


「あ?…あー」



そういえばそうだったな、と馬狼と呼ばれる彼はぺこりと頭を下げた。礼儀はあるみたい。そして潔くんは心配したような表情で私を立ち上がらせてくれた。本当、いい男すぎるよ潔くん。



「大丈夫?」


『あ、うん。ぶつかったのは私の方だし…すみません。』



元々は私の不注意の事故な訳だし。私も頭を下げた。そうすれば馬狼くんは居心地が悪そうに後頭部に手をやった。

その時、あのメーターが視界に入った。数値は…23?
ほぼ初対面だけど20超えなんだ。
《まぁまぁ興味有り》か。私のことを覚えてくれたっていう認識でいいのかな?



「……っ、Aさん、食堂来てくれません?」


『え?食堂?いいけど…』


「…じゃあな、馬狼」



馬狼くんにそう言うと、
突然、潔くんは私の腕を掴んで食堂へ向かおうとする。少し早足気味だ。今は自由時間だし…だから食堂に行く理由なんてないのに。


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◇10→←◇8



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MaO(プロフ) - はじまして!とても良い作品でした!一気読みしました!今後の展開を楽しみにしています!陰ながら応援しています! (2023年2月22日 20時) (レス) id: 96e9700f7c (このIDを非表示/違反報告)
名無し60368号(プロフ) - ヤンデレ最高すぎません?よかったらTwitter教えて欲しいです💦なんか出てこなくて😭 (2023年2月16日 17時) (レス) id: 598fbac0df (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ - ヤンデレ最高すぎます。。更新楽しみです (2023年2月9日 3時) (レス) @page12 id: 4f62427d5e (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - ウワァァァァ、めっちゃ好きです...これからキャラがどんな風に変わっていくのかとっても楽しみです。更新楽しみにしております! (2023年2月6日 21時) (レス) @page10 id: c22457a4d8 (このIDを非表示/違反報告)
マスタード(プロフ) - あああああ続き!!続きをお恵みください!! (2023年2月2日 21時) (レス) @page7 id: 939cd7d5e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルりん | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/R9uf2SJKvFrqI87  
作成日時:2023年1月28日 18時

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