【d！/短編集】夜が、明けるまで【合作】 (ページ17)

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貴方side)

しかし、その拳が私に当たる事はなかった。

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不思議に思い、顔を上げる

誰かが父の拳を受け止めている、

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紫色のヘルメットが目立つ幹部の一人、ショッピ様だ

gr「ふぅむ⋯⋯土下座をするべきはこの子ではなくお前たちの様だな？ショッピこの子を城に連れて行け」

shp「わかりました」

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そう言うとショッピ様は私の事をお姫様抱っこすると、私を守る様に歩き出した

その時に香った匂いがタバコだと知るのはまだ先だったのだろう。

両親「ｯｯあ！？待て！！」

gr「お前達、こいつらを取り押さえろ」

両親「ｯｸﾞｧ⋯⋯ｯｯ」

両親の苦しむ声が聞こえ両親の方をみる、

父「アイツは！！俺らに迷惑ばっかかけやがる厄病神だったんだ！！だから売ってやろうと思ったんだよ！！闇市にでもどこにでもなァ！？」

母「そうよ、あの子がいたってなんのいいこともない！最後ぐらい私達の役に立ちなさい！！この親不孝者が！！」

そこで私の目と耳は塞がれた、今の私の状態はどうなっているのかはわからないが、

鼻いっぱいにあの匂いがすると言う事はさしずめショピ様が抱きしめてくれてでもいるのだろうか⋯

それにしても私の頬についた生暖かい液体と人々の叫び声が聞こえる、

何故なのだろうか⋯⋯また総統閣下に聞いてみよう

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((城))

『あの、ここは何処なのでしょうか⋯』

gr「ん？ここはwrwr国の城だが？」

『何故私がこの様な所に連れてこられているのでしょうか、それに私はなんの処罰も受けなくて良いのですか？そしてこの沢山人がいるのも理解できません、何故緑のパーカー、さしずめゾム様は血に濡れているのですか？』

tn「っちょ！ストップストップ！！グッペンが一から説明するからまってくれ」

ht「あとゾムは早く服洗ってきて(ﾎﾞｿ)」

zm「っと、スマンスマン。忘れとったわ」

gr「さて、一から説明しようではないか、
まずここに連れてこられた理由、単純にお前に才能があると思ったからだ、処罰は逆に受ける理由がないゾ。沢山人がいるのは仕方ない事だ。パーカーは⋯気にしちゃダメだゾ」

それから日が昇るまで、私と総統閣下との質問が繰り返された、