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sha「A、Aの家教えてや。
今から荷物取りに行くから」
涙目になっていた私にシャオくんはニヤリと笑ってそう言った。
kn「あ、じゃあリムジン回してもらうよう頼むわ」
嘘でしょ⋯シャオくんと一緒に私の家行かないといけないの?
sha「今めっちゃ焦っとるやろ?姫」
『えっ?』
sha「動揺した顔結構好みやわぁ⋯」
ut「シャオちゃんそーゆーの良くないと思うの」
危うく危険な域に入ろうとした私に鬱くんが助けてくれたみたい。
『やっぱり鬱くんの部屋がいい⋯』
sha「やから命令は守るんやって〜」
それは分かってるけど⋯!意地悪なシャオくんと同じ部屋とか無理!
ut「えっ僕?」
tn「いや大先生もやめといた方が
ええと思うで姫⋯」
ut「おいトントン」
鬱くんとトントンくんが何かを言っているのが聞こえたけど命令は絶対、という言葉に嫌だと思ってしまう。半分諦めてため息を吐く。
そして数分後リムジンが到着して私達二人は私の家へと向かった。
────
──────
高校入学にあたって一人暮らしを始めたばかりの私の家は幸い荷物が少ない。
sha「お邪魔しまーす⋯⋯って庶民の家やなぁ」
『これが普通⋯』
何とか生活できるだけの物と大事な物を段ボールに詰め込んで車に戻る。
sha「⋯もうしばらく帰って来れへんワケやし挨拶くらいでも家にしといた方がええんちゃうん」
『分かってるよ⋯』
もう帰って来れないなんて⋯⋯最悪。
この先の生活が思いやられる。車は寮に向かって走っていた。
『帰りたいなぁ』
思わず呟いた私に隣に座っていたシャオくんが言った。
sha「⋯一年だけやから」
一年⋯⋯そっか、一年で任期は終わるんだ。
だけどそう言い放ったシャオくんの表情は少し曇っていた⋯⋯
と思う。
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るむ - とても好みです…投稿頑張ってください (9月3日 16時) (レス) @page15 id: a2b9625ff8 (このIDを非表示/違反報告)
かす(プロフ) - 初回閲覧失礼しました。とても好みな小説を見つけて気分上々です。有り難いです。更新楽しみにお待ちしております。お身体に気をつけて。 (7月17日 20時) (レス) id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
さか - 投稿頑張ってください! (2023年3月18日 1時) (レス) @page15 id: 76759c51ff (このIDを非表示/違反報告)
晴月 - これからも投稿、頑張ってください(๑╹ω╹๑ ) (2022年9月6日 22時) (レス) @page14 id: e1afcccd94 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - コメント失礼します!Sypくんん、好きすぎる。お顔赤くなる夢主ちゃんも可愛すぎて、尊いです。最後のshaさんの所、気になります!もしかして、しっ((さくらんぼ双子さんの小説の書き方尊敬です!これからも応援させてもらいます!頑張ってください! (2022年8月9日 18時) (レス) @page13 id: 40d0f42a45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルりん | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/R9uf2SJKvFrqI87
作成日時:2022年6月16日 18時