reunion* (ページ3)

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黒い衝動ページ3

マ「俺ね…、ケンチンと出会う前から、
ずっと自分の中に違う自分がいるのがわかってたの。
小さい頃はそんなことは感じなかったけど、
俺が自分の違和感に気付いたのは、春千夜の口を割いた時だった…、」

ド「えっ、、春千夜って三途か？」

マ「そう。俺が場地とは幼馴染なのは知っているよね？」

ド「ああ、」

マ「兄貴同士も同じ黒龍で仲も昔から良くて，春千夜も梵の首領だった千咒も幼馴染なの。ケンチンと出会う少し前、その日は場地と、春千代、千咒の3人が来てたんだけど、俺は大事にしてた飛行機のプラモをみんなに見せたんだ。千咒が触りたいって言ったけど俺は絶対にダメだって伝えて、にいちゃんの買い物についてった。、でも帰ってきたら壊れてたんだ羽根が折れて、、最初に千咒に問いただしたでも千咒は春千夜がやったって言ったんだ。本当は千咒が好奇心で触ろうとしたら落ちて折れたのに。
春千夜に怒鳴ったんだ、何も悪くない春千夜は何度も否定してたそれなのに、俺は聞く耳ももたなかった。そこからは自分でも覚えてないけど、気づいてみたら、春千夜は口から血を流して笑ってて、場地が怯えた顔で俺を見てた。そこで帰ってきた兄貴が慌てて今までにないぐらいに怒られて、あっ、俺はおかしいんだって初めて思った。｣

ド「じゃあ、あいつがいつもマスクをしてたのは…、｣

マ「そう俺から受けた傷を隠すためだよ…」

マイキーからの話は信じられないものだった。