Another Love 68.8 ページ32
しばらく大人しくしていたが
そろそろ良いだろうとベットから起き上がる
脚をベットから床につけるとヒンヤリと身体に伝わる
手が自由なのでベットに手を置き押す
「…きゃっ」
なんで…？
私の脚は力なく崩れ落ちてしまった
まさか、ずっと寝てたから筋力低下？
壁まで這いずってゆっくりと立ち上がり壁を辿って歩く
普通に地面を歩いてるのにまるで高い高い平均台の上にいるかの様に脚が震える
これじゃあ、走れない
外に出たものの走れなかったら危ない
14日も居ないんだから、少しリハビリをしてから出よう
.
.
喉が渇いた
そうだ、河合君が出かける前に色々置いといてくれたんだ
ゴクゴク
「……」
ただの水だけど凄く美味しく感じる
まだ完全ではないけど歩ける様になったし
何より早く出たい
何日、いや何カ月かもしれない
この部屋とおさらばだ
ドアノブに手を掛けた
予想してた最悪の事態になった私はその場に崩れ落ちた
重すぎて開かない
こんなにもか弱になった自分の身体に悲しくなる
絶望で涙が止まらない中
目の前の扉がスーッと開いた
ありえない
まさか、まだ河合君が居る？
そんな考えより先に出られるという思考が来て壁に捕まりながら立ち上がり隙間に手を入れ押した
その先は長い廊下にどのくらいあるかまでは見えないが階段
薄暗い地下道だった
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アヒナ(プロフ) - ばばんぬ。さん» ばばんぬ。さん、はじめまして！コメントありがとうございます！そして応援まで…！とても嬉しいです…！泣）嬉しすぎてパニックです…wこんな駄目な作者ですがこれからも読んで頂けたら嬉しいです…！ (2016年8月11日 0時) (
レス) id: 99829ecf13 (このIDを非表示/違反報告)
ばばんぬ。(プロフ) - はじめまして。いつも小説読ませてもらってます。もう一つのEND読みたいです!これからも応援してます。 (2016年8月10日 12時) (レス) id: a41a75f380 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヒナ | 作成日時：2016年2月21日 12時
