Another Love 68.5 ページ29
あの日から何日が経過しただろうか
窓が無い、時計もない
時間に関する情報がない
これ程の不安はない
飽きない様にと本をくれたが
もう何周目だろうか
.
.
私はこうしていつまでも孤独なのだろうか
母が亡くなり、父は捕まり、
兄に暴力をふるわれ
兄は捕まり
悪い噂が出回り、私に友達は居なかった
ゆういつ私を知っている人は狂い
結局、私の前からは消えた
私を愛してくれた人はみんな消えた
いつか河合君も捕まる
何故なら私には何人か友達が出来た
兄が祥太に通報されたのと同じく
私を知る者が1人でもいるなら通報してくれる
私は助かる
この鎖から
『ただいまー』
「……!」
『どうした?…あ、これ?』
自分の服についた赤い染みを見て言う
『いやぁ、大変だったよ
俺の腕が友達をやるなって効かなくて!』
「…まさか…」
『大丈夫だよ!安心して!
君のこと知る人誰もいないから!
俺しか居ないから!』
もう、助からないのだろうか
一生このままなのだろうか
私のせいで次々と人がいなくなる
こうして人を変えていってしまう
「本当に貴方は河合君?」
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アヒナ(プロフ) - ばばんぬ。さん» ばばんぬ。さん、はじめまして!コメントありがとうございます!そして応援まで…!とても嬉しいです…!泣)嬉しすぎてパニックです…wこんな駄目な作者ですがこれからも読んで頂けたら嬉しいです…! (2016年8月11日 0時) (レス) id: 99829ecf13 (このIDを非表示/違反報告)
ばばんぬ。(プロフ) - はじめまして。いつも小説読ませてもらってます。もう一つのEND読みたいです!これからも応援してます。 (2016年8月10日 12時) (レス) id: a41a75f380 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アヒナ | 作成日時:2016年2月21日 12時