Another Love 68.3 ページ27
『ゃ…!』
逃げようとしたのがバレたのか手首を掴まれ首に冷たい物が当たった
『なんで逃げるの?
なぜ?』
「…お願い…もう………こんな事しないで…」
『どうして…?狂わせたのは君でしょ?』
「河合君なんて…嫌い!」
恐怖と優しいはずの彼が変わってしまった事に対して私の目からは涙がこぼれた
『…あはははは!!!!!!』
そんな私とは逆に高笑いをしにっこりと笑う彼
『そんな悲しい顔しないでよ
.
.
俺の物なんだから』
優しく涙を手でぬぐった彼はついに冷たい物を首に軽くだが押し付けた
「…やめて!…お願い!
私は死んでも良い。でも、河合君が!」
そう、何より祥太と同じ道を歩んでほしくない
『え?何言ってるの?
殺すわけないじゃん!
俺の物には傷つけたくないよ…?
.
でもね、君が逃げるなら。
.
.
仕方がないよね。』
目の前が真っ暗になりしばらく薄っすらと花火の音が聞こえた気がした。
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アヒナ(プロフ) - ばばんぬ。さん» ばばんぬ。さん、はじめまして!コメントありがとうございます!そして応援まで…!とても嬉しいです…!泣)嬉しすぎてパニックです…wこんな駄目な作者ですがこれからも読んで頂けたら嬉しいです…! (2016年8月11日 0時) (レス) id: 99829ecf13 (このIDを非表示/違反報告)
ばばんぬ。(プロフ) - はじめまして。いつも小説読ませてもらってます。もう一つのEND読みたいです!これからも応援してます。 (2016年8月10日 12時) (レス) id: a41a75f380 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アヒナ | 作成日時:2016年2月21日 12時