Love 67 ページ17
Asaid
『…?か、河合君?』
突然押し倒され
河合君は私の上にいる
つまり、馬乗り状態だ
「俺ね…気づいちゃった。」
やめて…
『な、何を…』
まさか…だよね…
「俺やっぱり
神谷さんが戸塚の事が好きだった時の方が好きだな」
『えっ…』
「神谷さんが見せてくれた色々な目
とっても素敵だったよ」
やめて…河合君まで…
『河合君…お願い…やめて…』
「それにしても花火綺麗だな!」
誰?ねぇ、あなたは河合君だよね?
「ははっ…目そらさないでよ」
やめて、その目で見ないで
「この場所良いでしょ?」
ここは…
「教えてもらったんだ」
『誰に…』
「…戸塚に」
「えっ?」
違う。そんなはずはない。
【ここ僕たちの秘密の場所ね】
祥太がこう言ったのを思い出した
「これ
【花火大会の日
この場所にAちゃんを連れて行く】」
『それ…祥太の字…』
「続きがある
【勇気を持って告白するんだ
もしそれで彼女がお兄さんを選んだら
僕は壊れてしまうかもしれない
でも、僕はAちゃんが幸せに
なれるようにたくさん努力してきた
Aちゃんは知らないかもしれないけど
両親が亡くなった時凄い噂でAちゃんが両親をやったとか
でも、そんなデマを僕は頑張って消してきた
Aちゃんを傷つける奴は許さなかった
だから勇気を持つんだ
知らなくても彼女は気づいてくれているはず】」
祥太…
『あの時…あの時…』
「あの時オッケーしていれば
今、後悔することもお兄さんがいなくなることも
…俺とも付き合わなかったかもな」
『違う…やめて…』
「なぁ、お前はどうしたいんだよ…」
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アヒナ(プロフ) - ばばんぬ。さん» ばばんぬ。さん、はじめまして!コメントありがとうございます!そして応援まで…!とても嬉しいです…!泣)嬉しすぎてパニックです…wこんな駄目な作者ですがこれからも読んで頂けたら嬉しいです…! (2016年8月11日 0時) (レス) id: 99829ecf13 (このIDを非表示/違反報告)
ばばんぬ。(プロフ) - はじめまして。いつも小説読ませてもらってます。もう一つのEND読みたいです!これからも応援してます。 (2016年8月10日 12時) (レス) id: a41a75f380 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アヒナ | 作成日時:2016年2月21日 12時