浮気２ ページ43
「A知っとった？アイツ、ホストやねんで？」
『ん・・・初耳だった。てか廉、なんでわかったの？』
紫耀くんのことを深くは知らないことをアピールするために、嘘をついた。
廉は、こんなことまで調べてきて、徹底的に私を紫耀くんから遠ざけようとしてるみたいだった。
「俺、アイツの顔に見覚えあってん。夜中のテレビかなんかでちょっと前に、カリスマホストに密着、みたいなんやっとってな」
『へぇ・・・』
夜中とはいえ、テレビに取り上げられたりなんてしてたんだ。
・・・その手掛かりだけでお店のホームページまでたどり着く廉の執念は、ちょっと怖くもあった。
「A、アイツに何言われても、ホストやねんから本気にしたりしたらアカンで？」
『なに廉、そんなに紫耀くんに私が取られるって心配してたの？』
「は？調子のんなや(笑)」
ムッとした顔で私を睨むけど、ほんのり頬が赤くなっている廉。
・・・どうやら、その通りみたい。
廉ごめんね、廉の心配してる通りだよ・・・だけど、もう手後れなんだ。
浮気なんてする人は最低だし、そんなことする人の気がしれないって思ってた。
なのに、自分がこんなことになるなんて・・・。
それから、廉のスマホを借りて紫耀くんのプロフィールページを少し覗いてみた。
"尊敬する人 : 小泉さん。たてがみが格好良いから！"
"最近ハマっていること : 横断歩道で側転すること"
小泉さん、っていうのは、元総理のあの人のことでOK？たてがみって・・・(笑)
それに、横断歩道で側転は危ないし、迷惑だからやめた方がいいよ・・・。
ツッコミどころが満載過ぎて、思わず吹き出しそうになった。
プロフィールの上に載っているキメ顔の紫耀くんの写真と文章が合ってなさすぎだし(笑)
私の隣から覗いていた廉も、"コイツ、アホなん？"なんて言って呆れていた(笑)
『面白いなぁ(笑)』
「どこがおもろいねん、こんなんただのアホやん！」
『はいはい、ゴメンゴメン(笑)』
ちょっと紫耀くんに対して好意的なことを言っただけで、すぐに怒り出す廉。
本当、何でこんなことになっちゃってるんだろう私・・・。
「なぁ・・・このあと、家行ってもええ？」
『えっ、これから？』
ヤバい。正に、心配してた通りの展開。
絶対に廉に胸のキスマークを見られる訳にはいかないから、今日は無理・・・。
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ふみか(プロフ) - かりんさん» わわわ、そんなに褒めていただいて、嬉しすぎます(;∀;)ありがとうございます！！ (2016年9月6日 14時) (
レス) id: a5e4949f04 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - やっぱこの作品最高ですね！！本当に心臓がヤバい（笑）胸キュンどころの騒ぎじゃないですよね（笑）めっちゃお気に入りです！ (2016年9月6日 7時) (レス) id: 7ebf97f1ef (このIDを非表示/違反報告)
ふみか(プロフ) - �狎臼凸喚�(ぽえむ)さん» コメントありがとうございます！頑張って更新して行くので、今後も楽しみにしてもらえたら嬉しいです・・・！(/ω＼*) (2016年9月5日 17時) (レス) id: a5e4949f04 (このIDを非表示/違反報告)
�狎臼凸喚�(ぽえむ)(プロフ) - この作品、めっちゃ好きです！この先どうなるんだろうってすごく気になっちゃいます(*¨*)これからも頑張って下さい！ (2016年9月4日 19時) (レス) id: b5d32a98d8 (このIDを非表示/違反報告)
ふみか(プロフ) - ましゅまろーさん» ハラハラドキドキ、してもらえてますか！そう言ってもらえて良かったです！(^^)コメントありがとうございます！ (2016年9月4日 14時) (レス) id: ae36dcf6ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふみか
| 作成日時：2016年8月26日 22時
