Together

◇ ページ12

ジュノside



「『いただきま〜す！』」



僕のアッパとオンマは一年前からずっと日本で仕事をしていて居ないしヒョンとヌナもいつも帰って来るのが深夜辺りだからこの光景が羨ましいと思った



Aのお母さんは凄くいい人で、急にお邪魔しても「良いのよ〜むしろ大歓迎よ！」とまで言ってくれたし



弟のジヌ君も凄くニコニコして「いつもヌナがお世話になってます！」なんて言ってくれた



「ジュノ君どうかしら？」



Aのお母さんが聞いてきた



「とっても美味しいです！」



あぁ多分僕は今凄く幸せな顔をしてるんだろう



するとさっきAに抱きついていた男の子が恥ずかしそうにして



「あ、あの！ジュノヒョンって呼んでも良いですかっ？」



"ヒョン"



初めて呼ばれるその呼び方になんだか嬉しくなった



するとジヌ君も



「じゃ、じゃあ僕もヒョンって呼びます！」



まるで張り合うように言った



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



「『ごちそうさまでした！』」



あっというまに楽しい時間は終わってしまった



ドヒョンとジヌとは沢山話して仲良くなり



「ヒョン！今度遊びに行ってもいい？」



「ヒョン明日も来て！」



お互いタメで話すくらいになった



僕はまずAのお母さんにお礼をしにいった



「今日は本当にありがとうございました！」





そしてそのままジヌとドヒョンにも一声掛け、リビングを後にした

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