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part 4（蛍side） ページ7
ファーストフード店に座って少し食べ進める。
ふと思い浮かんだのはAは黒尾さんのどこが好きなのかが気になった
どこがいいのだろうかと考えていると
「Aって黒尾さんのどこが好きなの？」
と口走っていた。
「技術はあるし床にめり込むようなスパイク。
バレーのことしか頭にないのかって思うと普段は優しいしそういうところかな」
と答えが返ってきて僕は口走ったことを後悔した。
聞かなければよかった。
激しい嫉妬心が襲ってきた。
僕の口から出たのは
「あっそ。」
という冷たい一言だった。
自分でも驚くほど低い声だった。
この空気は嫌だった
はやくここから出て行きたかった。
勢い良く飲み物を飲み干した。
Aが
「どうしたの？」
と聞いてきた
僕は答えれるはずもなく
「別に。Aもう今日は帰る。」
としか言えなかった
Aが後ろから待って！とついてくる
待ってとついてくるのは嫌な気持ちじゃなかった。
黒尾さんの事が好きなんだとわかっているのに僕についてくるAにどう接したらいいかわからなかった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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作者名：りぃ | 作成日時：2017年3月11日 19時
