four. ページ4
pink side
_
「なぁ流星、俺やっぱ無理やって！」
「なんで？ここまで来たんやから行こーや。」
ここら辺だったよな〜ってブツブツ言う
流星に渋々ついて行く。
行き先はしげの家や。
ちょっと前に実家から帰ってきていた流星。
たまたま道で会った流星は
しげの家に行く途中だったらしく、
どうせなら望もついてきてやって。
特に用事があって歩いてた訳じゃなかったから、
断ろうにも咄嗟の言い訳が見つからず
今に至るって感じや。
「あれー？どこやっけ……」
なにを入れとるんやってくらい大きいリュックをゴソゴソ探し出す流星。
きっとこれはいつものパターンやな。
「どうしてん」
「しげの家見ようとしたんやけどスマホが無いねん。
望と会う前はあったはずやけどなぁ…」
「もーまた？」
「……あっ、もしかして！」
「え？」
「ごめん探しに行ってくる！先行っといて！」
「あっ、おい！」
俺の返事も聞かずに走っていってしもうた。
ほんっまマイペースすぎん？
そもそも俺、しげの詳しい家知らんのやけど？
場所は淳太から送られてきたので分かるけど
部屋番号が分からんねんて。
……いや行かんけどな？
気まずいし。
ましてや1人だなんてヘタレの俺には到底無理です。
流星には適当に言い訳つけて帰ろ。
今来た道を戻ろうと後ろを振り返ると、
何かがぶつかってきて思わず後ろに倒れそうになる。
「いっ、」
「っ、ごめんなさ、」
ぶつかってきた相手を見て、目を疑った。
「…しげ、」
「こた、き…？」
あの時のまんまんのしげが、そこにはいた。
_
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 258人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
溶けたラー油(プロフ) - 悪微ぢゃんさん» えっ、ですよね！！ありがとうございます！こういうコメント、すごくモチベがあがります(*´-`)これからも応援よろしくお願いします✊（いやいやむしろありがたいです！笑） (2021年10月1日 23時) (
レス) id: 75ad06f4a5 (このIDを非表示/違反報告)
悪微ぢゃん(プロフ) - コメント失礼致します！こたしげ尊いですよねぇ(´∀｀)お話の続き楽しみにしています！主様のペースでこれからも頑張って下さい！応援してます！（上から目線ですみません。。笑） (2021年9月21日 0時) (レス) id: 03264a8bc6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：溶けたラー油 | 作成日時：2021年9月12日 23時
