◯◯デレ攻略ゲーム【オリジナル】 (ページ4)

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始まりの物語、3 ページ4

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ナオはしっかりとした優しい人だ。
でもコウはそれをウザイ！とか言ってるけどなんだかんだ好きなんだろなーって思う。なるほどこれがツンデレか。

「喧嘩しても何も生まれないよ？」

「だってこいつがウザイんだよ！」

「こいつ、ウザイなんて使わない！」

「お母さんか！」

なんか微笑ましい会話してるね。
そんな会話をみていると、後ろから嫌な気配がした。
私は本能的に後ろを見る。
そしたらそこには小さい少年みたいな顔をした少し不気味な人がいた。

「ねえ、またこんな人達と話してるの？A」

うわ、めんどくさそうな人だな。
するとまた【設定】が現れた。

【設定】

源トオル

年齢:15歳

身長:低め

体重:軽め

性格:ヤンデレ

関係:中学生のときのクラスメート

ようやく違う関係がでたね。

「僕以外の男と話すなって言ったよね…？」

うん、トオルの言葉で設定が消えたけど…
なんでだろ、この人だけもう100%なんだよな、好感度。
多分この人は下がらせるなってことなのかな？

『ごめん！でも、この2人は大切な幼馴染みだから！』

「なにそれ？そんなのどうでもいいの。というか僕の言ってること、分かんないの？なら分からせなくちゃ、体に。」

その言葉とともに襲いかかる拳。
いや好きなひとに殴ろうとするな。
なんて余裕だったけど、あれ、この子意外と見た目に反して力あるな。なんかパンチ見て分かった。
ヤバイな～って思ってたら、救世主がきた。

「Aに何する気？」

ナオでした。トオルの拳を片手で受け止めてる。イケメン…。
コウは私を抱き締めながら挑発してる。

「Aに手だしたら許さないからな」

あらイケメン。
この子人気ありそう。

トオルは私たちをゆっくり見たあと、その場を立ち去った。
あれ、もう少しなにかあるかなって思ったのに…。
そしたら【新設定】がでた。

【新設定】

性格:人見知り(Aをのぞく)

可愛いところあるね、トオル。