S Z の 紅 一 点 * （（ # Shori ）） . 2

取扱説明書 ページ16

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# A


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雑誌の企画でシンメ同士で

お互いの取扱説明書を書くことに









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「勝利の取扱説明書かぁ〜」


勝利「難しい？」





「いや全く！ 笑 」


勝利「なんだよ 笑 」









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少し考えればたくさん出てくる

勝利の取扱説明書




勝利も同じようで、すぐに完成した









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「じゃあまず勝利からお願いします！」








勝利「Aの取扱説明書でしょ?






まず一つ目は、“結構涙もろいです”

泣いてたら側に居てあげましょう






二つ目は、“極度の人見知りです”

たくさん話しかけてあげてください







三つ目は、“佐藤勝利が大好きです” 笑

何かあったらとりあえず佐藤勝利を見せてあげましょう」









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「最後の何!? 笑」


勝利「え? 事実でしょ?」





「いや、うん、そうだけど 笑」


勝利「肯定しちゃうのね 笑」









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赤くなりそうな頬を抑える


完全に不意打ちだよね




自分で言っちゃうんだもん 笑









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勝利「じゃあA、お願いします」





「勝利の取扱説明書は




一つ目は、“甘えん坊です”

とことん甘えさせてあげましょう






二つ目は、“ツッコミが鋭いです”


独自のツッコミスタイルがあります

どんどんボケてあげましょう








三つ目は、“褒められると失敗します”

調子に乗らない程度に褒めてあげましょう」









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勝利「おぉ、笑 いい感じ 笑」


「何その反応 笑」






勝利「いや確かになぁ、って思って 笑

俺、褒められると失敗しやすくなるんだよね」




「何でだろうね?

普通はやる気になって成功するのに」





勝利「調子に乗るんだろうね 笑」


「ははっ、笑 さすがだね 笑」









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私が笑うと勝利は少しむっと、

頬を膨らます



何をしても可愛いんだけどね? 笑





少し頬を膨らましたまま何かを考え込んだ後、

何かひらめいた様子の勝利









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勝利「Aは弱い部分があるよね?」


「弱いとこ?」






勝利「ここ、弱いでしょ?」


「ひゃっ!? //」









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耳元でいつもより少し低い声で言う勝利


私は耳で話されるのが一番苦手








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「変態勝利っ!」


勝利「へへっ 笑」







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狐のようにきゅっと笑う

勝利の笑顔を見ると、やっぱり許せちゃう 笑






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