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Aside
本丸の門の前に立つ
横には初期刀の加州清光
「久しぶりだね、実家に帰る気分ってこんな感じなのかな？」
「実際帰るのは同じでしょ」
「そだね」
あははと笑いあう
母さんや父さんとは本丸の玄関にある黒電話で連絡している
最近親戚でたらい回しにされていた子を引き取ったらしい
私の部屋の隣の空き部屋を使っているとか
「あるじさまー！」
門の前にいると今剣と三日月が出てきた
「主や、歌仙と燭台切が土産に持って行けと言っておったぞ」
と言い風呂敷に包まれた重箱を差し出した
「わざわざ届けてくれてありがとうね、歌仙と光忠にもありがとうって伝えておいて」
二振はわらって承諾した
「でもきよみつだけずるいですよ！ぼくもあるじさまのごりょうしんにひさしぶりにあいたかったです」
「ごめんね、近侍の担当の日が清光だったから一緒に行くけど…繋げるから会えるよ」
すると今剣はぷーっと頬をふくらませていたが納得したのか「きをつけてくださいね」と三日月の服の裾を掴み手を振る
ゲートを操作していると本丸からみんなが出てきた
手を振っていってらっしゃいや気を付けてねーなどと言っている
「清光ー主のことちゃんと守れよー」
清光の相棒大和守安定が清光に大きな声で言った「大丈夫！死なせたりしないからー」と負けじと大きな声で言い返していた
「それじゃあ...いってきます！」
まぶしい光が私と清光を包み込んだ
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作者名：ショートケーキの赤いヤツ | 作成日時：2021年8月11日 18時
