�� ページ12
「革命軍参謀総長．．サボ。」
いくらセレーネの兄であっても、革命軍という軍のNo.2だ。
油断して近づいたら、何されるかわからない。
ミナはそう考え刀に手をかけるが、アルスが目で「大丈夫だ」と訴える。
「相変わらず、元気そうでなによりだな。」
「．．お前と．．．セレーネの妹、だったな。」
サボはミナを見て「初めまして、か？」と笑ってみせる。
「．．そんなことはどうでもいい、姉上を返せ。」
しかし、ミナはニコリとも笑うことはなく、ついに刀を抜いた。
「おいミナ！！」
そんなミナにアルスが怒鳴るが、ミナは気にもせずサボに一歩一歩近づく。
サボも背中の鉄パイプを抜き構えた。
「随分とお堅い中将さん、だな？」
「当たり前でしょ、あくまでも対立してるんだから。」
ミナは刀を振り上げ、サボに襲いかかった。
「姉上は返してもらう」
「やめて！！」
バッと、少女がサボを庇うように立ち手を広げた。
ミナは慌てて刀を止める。
「．．殺さ、ないで。人を殺しちゃ、だめだよ．．？」
その怯えかえった瞳を見て、自身の妹の姿を思い返す。
「っ．．．貴方、名前は？」
ミナは一旦刀をしまい、少女に聞いた。
「私はシルウァー．．貴方は、確か．．」
「海軍本部中将のミナよ。」
「シルウァー、だな！俺はサボ！」
後ろからひょこっと現れるサボに、シルウァーは若干ビクッとしながらも笑い、「よろしくお願いします。」と会釈をする。
「あー、俺はアルス。お前、この島の住人か？」
「あっ、はい！近くの喫茶店でお手伝いをしてたんですが、ちょうど見かけて．．」
「飛び出しちゃいました。」と照れくさそうに笑うシルウァーを見て、アルスは「はぁー」と呆れ顔でいた
「革命軍参謀総長と海軍本部中将の修羅場に飛び出せるかぁ？」
「すっげーなぁ」とケラケラ笑うアルスを1発殴って、ミナはシルウァーに声をかける。
「喫茶店．．今、少しそこにお邪魔できるかしら？」
状況を把握したいため、そのような所でゆっくり話したいからだと思う。
「あっ、はい！大丈夫ですよ！！」
シルウァーはニパッと笑って3人をその喫茶店へ案内した。
続く
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ミリア - やっぱり良いです。すみませんでした…；更新頑張って下さいね。 (2019年8月6日 22時) (
レス) id: 529b85d986 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - あの、良かったらワンピース夢長編の合作しませんか？夢主はユースティティアと麦わら一味で夢主の相棒はアレスで。 (2019年8月6日 21時) (レス) id: 529b85d986 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆく(プロフ) - 愛∞さん» イエーイ！！ (2018年10月14日 16時) (レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
愛∞(プロフ) - Hello！ログインできたでー！ (2018年10月14日 8時) (レス) id: 64e52e5a9f (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆく(プロフ) - 遅くなってごめんなさい！作成できました！！タイトルは【氷華の花に】です！ (2018年8月19日 22時) (レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
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