【ジョジョの奇妙な冒険】一部・二部永遠を共に (ページ7)

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48話ページ7

ズゥンッ

全「？！」

私の周りの地面がベコッとへこむ

何が起こしたのか、中心にいる私でさえもわからない

しかし、この現象を起こしている何かを、心の底で信頼していた

それはディオにも勝っていた…これは驚くべきことである

貴女「…よく聞きなさい。貴様よりも…私は、エリナを愛しているっっ！

今貴様に贈るこの拳は！その愛の重さだと思え」

ジョナサン「っ！しまった！完全なる波紋の呼吸を意識しなければっ」

貴女「遅い」

タンッ

最大火力で駆け出した

荒地だった地面は、先ほどの現象で殆ど平地になっている

貴女「ォラァッッ！！！」

ドッカァァッ！！

ジョナサン「ぐぅあ！」

貴女「…忌々しい波紋、急所を外したわ

まあいい、生かしておかないと、可愛い下僕の出番が無いもの」

一飛びでディオの元に戻れば、肩を抱かれた

ディオ「ちっ Aの逆鱗にわざわざ触れやがって。(俺がエリナにキスしようとした事まだ根に持ってるから俺は絶対にその名を出さんのに)

…ジャックを倒した時はほんのちょっと驚いたが

実際たしかめてもう問題ではない！」

貴女「波紋…呼吸法ですって？

フーフー吹くなら…」

「「我らのためにファンファーレでも吹いているのが似あっているぞッ！」」

ゴゴゴゴ

その時地盤が揺れた

ディオ「…これは、お前じゃないんだよな」

貴女「…さっきのも私がやったのかどうか、私でさえもわからないのよ！

タルカス！黒騎士ブラフォード！

出ておいで、奴らの悲鳴を聞かせておくれ！」

バォンン！！

「なんだこいつらはーーっ！！」

貴女「16世紀、エリザベス1世暗殺をくわだて、斬首の刑に処された悲運の女王

メアリー・スチュアートに仕えた男達よ」

ディオ「呪いの言葉をはいて死んだどう猛な騎士の墓を暴いて蘇らせた亡者よ！」

貴女「…後始末は任せたわ。

この虫ケラどもを一人残らず始末しなさい

信じてるわ」

悲劇の女王…

本当に彼女が夫を殺したのか。それは今となっては探りようもない出来事

しかし、この男共が慕ったということは、彼女にはそれほどの魅力があったということ

結局は同じであるのだろうか…人は、誠のことだけでは生きれない

濡れ衣を着せられ(何も悪くないのに)

周りはそれを鵜呑みにしさらに力を加える(誰も助けてくれず、さらに暴力を加えた)

結局は消される運命(自分らの視界から消すために私を他所へ追いやった)

貴女「…悲劇…ね」