No.36 ローテーション ページ36
私達マネージャーは、入畑監督に呼ばれ、体育館を出た。
もちろん、Aちゃんも連れて。
入畑「知っての通り、音駒にはマネージャーがいない。
だから、誰かに行ってもらいたいんだが…それじゃあ、音駒が不利になってしまう。
そこで、マネをローテーションしてもらう事にした」
有栖川「ローテーション…？」
入畑「あぁ、今日から宜しく頼むよ。配置は君達で考えてくれ」
そう言って、入畑監督は体育館に戻って行った。
さて…どうしようかしら。
有栖川「できる事なら、Aちゃんと一緒にしてくれないかしら？Aちゃん、人見知りなのよ」
私の後ろに隠れているAちゃん。
すると、梟谷のおっとり系マネがAちゃんに近づき、頭を撫でた。
雪絵「Aちゃんだよね〜？飴いる〜？」
『っ！…いるっ』
おっとり系マネから飴を貰い、もぐもぐと頬張るAちゃん天使。
こっそり写真を撮っといた。
かおり「じゃあ、今日は私が音駒に行くね。後は……くじにしよっか」
簡単なくじを作ってみんなで引くことに。
私達は…
有栖川「…烏野ね」
『からすの？』
有栖川「ええ。確か、及川君の後輩君が居た気がするわ」
行きましょう、とAちゃんの手を繋いで体育館の中へ入る。
他のマネージャーは挨拶してるみたいだし、私達も烏野に挨拶をしましょう。
有栖川「初めまして。今日一日、烏野のマネージャーをすることになりました有栖川美琴です」
『緋澄…Aです。よろしく、お願い…します』
ペコリと頭を下げるAちゃん。
澤村「よろしくな。おい、お前ら！集合！！」
「「「あすっ！」」」
元気の良い返事をして、主将の元へ集まる選手。
澤村「今日、マネージャーをしてくれる二人だ。挨拶！！」
「「お願いしゃーすっ！！！」」
有栖川「宜しくね」
『…』
やっぱり、大人数の前だと緊張しちゃうのね。
可愛いわ。
日向「俺、日向翔陽！君は？」
『……緋澄、A』
日向「Aか、良い名前だな！俺の事は好きに呼んで！」
『じゃあ…しょーくんって呼んでいい？』
日向「うん！あ、他にも紹介するな！
こっちの目つき悪いのが影山で、背の高い奴が月島。その隣に居るのが山口！」
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (9月29日 8時) (
レス) @page48 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
パッチ - いやかわよ(´‘▽‘｀) (2022年8月13日 23時) (レス) @page1 id: f3deab0936 (このIDを非表示/違反報告)
のん！ - 更新停止なんですか！めっちゃ面白いです！続き楽しみにまってます！！頑張ってください！！！ (2020年11月29日 11時) (レス) id: c484b15809 (このIDを非表示/違反報告)
MiSo(プロフ) - 面白いし、楽しいので大好きです！！更新停止中ですが、再開したら無理しないで頑張ってください！！再開されるのを楽しみに待っています！！ (2020年3月8日 1時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
こーこ(プロフ) - なんかもう有栖川ちゃんいい子に見える…。久しぶりにもう一回全部読み直しました！やっぱり最高です！ (2019年11月29日 13時) (レス) id: b13e5395fd (このIDを非表示/違反報告)
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