No.14 恐ろしい子 ページ14
"有栖川美琴"
多分、青葉城西では知らない人はいないと思う。
なんでか?及川さんのファンクラブの会長だからだよ。
彼女は、成績優秀の容姿端麗。
頼みごとをしても、完璧にこなしていく。その為、先生からの信頼も厚かった。
そんな彼女が、まさか
彼女がターゲットにするのは大体俺のファン。
それも、ちょっと度が過ぎてるね。
ん〜なんて言うんだろう。「私だけの徹よ!他の女に近づかないで!!」とか「私だけを見てればいいの!」みたいな?
こういう子は一年生が多いんだけども。
ヤンデレっていうのかな?まぁ、主にこんな子たちを掃除していっている。
俺達バレー部には影響はないけれど、あんまり良い印象は無かったんだよね。
ちょっと、警戒してたしね。
だから、Aが彼女と話してるのを見てびっくり。
花巻「なぁ、及川。あれ、ヤバイんじゃね?」
マッキーに言われ、ハッと我にかえる。
及川「だよね。ちょっと、行ってくる」
意を決して、有栖川ちゃんに近づこうとした。
けれど、衝撃的な場面を見てしまった。
及川「____エッ?」
花巻「わあお」
松川「…まじか」
国見「…凄いですね。あの子」
有栖川ちゃんがAに抱き着いた。
もちろん、周りの女の子たちも及川さんもびっくり。
だって、誰ともつるまない一匹狼である有栖川ちゃんがAに抱きついてるんだよ??
逆に恐ろしく感じちゃう。
岩泉「何見てんだ」
花巻「岩泉〜見てみろよあれ」
金田一「あれって、有名な有栖川さん…ですよね?あんな性格でしたっけ?」
及川「いやいやいや。絶対違うって」
岩泉「いいからさっさと練習戻んぞ」
金田一「うっす!」
ほんと、Aは人を惹きつけるものがあるのかね〜。
もぐもぐとピザマンを頬張るAを頭を撫でながら考えていた。
『…なんで撫でるの』
及川「丁度いいところに頭があるからね」
『…たかひろ兄』
花巻「Aちゃんをいじめないでください」
及川「いじめてないから!」
岩泉「及川、そんな趣味が?」
及川「無いから!!」
松川「Aちゃん、あーん」
『あーん』
及川「二人ともいちゃいちゃしない!!!」
松川「ヤキモチか」
花巻「及川くん!あーん♡」
及川「やめて!!鳥肌が立つ!!」
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (9月29日 8時) (レス) @page48 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
パッチ - いやかわよ(´‘▽‘`) (2022年8月13日 23時) (レス) @page1 id: f3deab0936 (このIDを非表示/違反報告)
のん! - 更新停止なんですか!めっちゃ面白いです!続き楽しみにまってます!!頑張ってください!!! (2020年11月29日 11時) (レス) id: c484b15809 (このIDを非表示/違反報告)
MiSo(プロフ) - 面白いし、楽しいので大好きです!!更新停止中ですが、再開したら無理しないで頑張ってください!!再開されるのを楽しみに待っています!! (2020年3月8日 1時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
こーこ(プロフ) - なんかもう有栖川ちゃんいい子に見える…。久しぶりにもう一回全部読み直しました!やっぱり最高です! (2019年11月29日 13時) (レス) id: b13e5395fd (このIDを非表示/違反報告)
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