【ヒロアカ】貴方に依存。【文スト】 (ページ18)

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愛が十八個ページ18

秘書は、更にAへ批判を浴びせる。

「貴方は、裏幹部兼首領秘書でしょう？其れぐらい出来なくて、どうするんです。
一から、やり直しては如何でしょう？」

秘書は、鼻でAを嗤い、森の隣に付く。
が、流石にAも黙っておらず、

『じゃあ、アンタは赤ん坊からね。その上司に向けての態度・言葉遣い、直さないと。あと、その貧相な体型もね』

「なっ！！余計なお世話です！！！」

　

顔を真っ赤にしてAを睨む秘書を、再度、煽る。

『あははっ！事実だから、なァンにも云えないンだァ？？てかさア？

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿調子に乗ンなよクソ餓鬼』

首領室の気温が一気に、下がった。
一部始終を見ていた黒服達は、冷や汗が垂れる。
もちろん、それを直接で受ける秘書も例外ではなかった。

『ねェ、聞いてンの？てか、此処は手前ェみたいなお嬢様が居ていいとこじゃ無いよォ？？

殺したことなンてないでしょ。なのに、私にそんな偉そうに口聞くんだア？？』

「 ──っ、わ、私はっ、森様の役に立ちたいと」
　
　
『あっれれ〜？私、喋っていい何て云ってないよぉ？

異能力も持たない雑魚がァ？じゃあ、君一人で探偵社に襲撃してきなよ。

探偵社は全員優秀だよ？？異能力無しで勝てるかなァ？？

銃も、ナイフも使えないのにね〜！！

──────意気がってンじゃねェよ』

遂に、秘書は泣いてしまった。
けれど、Aはそんな事は気にせず、ただ森をうっとりと見つめる。

「 Aちゃんちょっと云い過ぎだよ」

森は、苦笑いをしながらAを止める。
秘書は私の事を庇ってくれた、と。この女よりも私を優先してくれた、と喜ぶ。

「あぁ、勘違いしないでくれ給え。別に私は君を庇おうとしたわけじゃないよ。それに、私の可愛い部下を貶す者は嫌いでね」

「っ… 」

秘書はこの空気に耐えられなかったのか、走って何処かに行ってしまった。
その後を、嘲笑いながら見届けるA。

「 …Aちゃんも。煽るのは程々にね？」

『はい♡ 』

またもや、森をうっとりと見続ける。
黒服たちも、呆れていた。