【ヒロアカ】貴方に依存。【文スト】 (ページ14)

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愛が十四個ページ14

ゆっくりと死柄木弔がいる広場へ戻る。

すると、其処では

「もう大丈夫。

＿＿＿＿＿私が来た！！！」

ど迫力のオールマイトが出て来ていた。

平和の象徴はボロボロになったイレイザー・ヘッドを救出と同時に死柄木弔等を殴り、
生徒の元へイレイザー・ヘッドを避難させた。

その速さに驚きつつ、死柄木弔の元へ、死柄木弔はフラフラとごめんなさい、お父さんと謝っていた。

「救けるついでに殴られた...ははは。国家公認の暴力だ。流石に速いや、目で追えない。けれど思っていた程じゃない。
やはり本当だったのかな？

＿＿＿＿＿弱ってるって話」

え、オールマイト弱ってんの？あれで？
じゃあ、元の力ってヤバくない？

緑頭の生徒がオールマイトに警告をしている。
然しオールマイトは、怖気づかず大丈夫、と云って死柄木弔に攻撃をする。

「脳無」

が、死柄木弔の前に脳無が現れ、ショック吸収で無傷。
彼奴には内部から傷つけなければ、ダメージを受けない。

それでもオールマイトは諦めず、コンクリに脳無を突き立てた。
凄い、と感心していると立場が逆転。

何時の間にか戻って来た黒霧により、脳無がオールマイトを捕まえる。
これまたチャンス到来。

「私の中に血や臓物が溢れるのは嫌なのですが、あなた程の者なら喜んで受け入れる。
目にも止まらぬ速度のあなたを拘束するのが脳無の役目。
そして、あなたの身体が半端に留まった状態でゲートを閉じ、引きちぎるのが私の役目」

　

周りには、敵しか居ない状況。
身体は脳無で固定され、動けず、絶体絶命。

『さぁ、この状況。平和の象徴である貴様なら
───どうする？』

黒霧が何時閉じるかすら判らない。
今の貴方に待つのは、

＿＿＿＿＿＿＿＿死(・)のみ。

と思っていたけど、良い生徒が居たみたい。
オールマイトォ！と叫びながら此方に走って来る緑頭君。

『凄い度胸』

「浅はか」

黒霧のワープゲートが発動される。
あのまま突っ込めば、緑頭の生徒は助からない。

どうする？平和の象徴。

「どっけ邪魔だっ！！デク！！！」

爆発音と共に、現れたのは一人の生徒。
黒霧を押さえ付けられ、脳無が凍った。

『次は、此方が不利かな…… 』