【ヒロアカ】貴方に依存。【文スト】 (ページ13)

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愛が十三個ページ13

何なんだ、この女は…。

例え、弱くても普通は仲間なんだから助けるだろ。

何で、殺した。

自分達が不利になるだけだろ。

俺の前でニコニコと愛想の良い笑みを浮かべている女に質問をする。

「なぁ、お前もオールマイトか憎いのか？」

『オールマイト？興味ない』

憎くないのに、何で敵連合に居るんだよ。

もしかして、人質か？

イヤ、ならもっと怯える筈だ。

『そんなに私の事が気になる？

なら、教えてあげる。私は敵連合に所属してない』

「してない？じゃおお前は俺達の敵じゃないのか？」

『いや？敵連合じゃない、けれど君達の敵だよ』

ふと思った事、それは

「お前、ポートマフィア…か？」

ヨコハマで活動している敵的存在。

プロヒーローや敵でさえも、近づくことの無い魔都。

＿＿＿ポートマフィア。

ヨコハマには無個性が住み、他の都市からは差別されている。

けど、ある一説には個性では無く、"異能力"という

個性よりも遥かに強力なモノがあると噂されていた。

　
女は何も答えず、ただ笑うだけ。

敵連合じゃなくても、俺達の敵。

なら、凍らせるだけだ。

俺は、個性を使い、女に向かって氷を発動させた。

然しそれを、大鎌で破壊する。

呆気に取られていた時、女は嘲笑って

じゃあね、と言い残し、何処かへ走って行った。

何だったんだ。あの女は……