あなたの隣4【短編集】 (ページ6)

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……

｢以上となります！夜遅くまでお付き合いありがとうございました！｣

〈お疲れ様〉
〈✌️〉
〈クリアおめでとう！〉

あー楽しかった。無事エンディングまで行けたし、夜遅くになってきたので配信を終ることにした。
Ｃパートに画面を移行させる。

｢Aちゃんと幸せルート行けましたね！末永くよろしくお願いします！｣

〈✌️〉
〈そのセリフはもう結婚じゃん〉
〈お幸せに〉

｢ではお疲れ様でした！｣

エンディングも終わり、配信ページを完全に閉じた。

さーて、まだ見てないイベントでも見よう。ローディングをしてメイン画面に行けば、攻略した子が表示されるはずだ。しかし画面には誰もいない。なんで？！またバグか？！待ってよぉ…。

ドサッ

｢…痛っ……ここどこ？｣

｢え｣

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この後。

A→ガクがプレイした攻略済み世界線の状態なので恋人時の記憶はある。
ガクくんのよそよそしい態度にいきなり恋人でした！と言われても変な人と思われかねないので、知り合いぐらいの距離感で接していく。ゲームの存在なのは自覚してるので、いつかはもとの世界に戻るだろうなと思って気持ちは隠す。

ガク→ゲームで恋人になったとは言え、リアルで対面して恋人だ！と言ってもやべぇやつだと思われるので、知ってますよ〜の距離感で接していく。推しなのは隠してるけど、所々漏れでる。ガチ恋に近しかったので、推しがリアルで存在すれば……ねぇ？

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