兄との恋に落ちる

宅飲み(5) ページ20

お兄さんが隣に座って「それで？続きはある？」と聞いてくるので話を始めた

「兄クロードさんて、すごく洞察力がいいなって思ったのと、あとは体格がいいから鬼として現れた時の威圧感がすごそうだなって思いました。実際HIKAKINさんも言ってましたけど。」

兄「ふんふん、洞察力かーあんのかな」

「あると思います。よく観察しているというか…」

兄「あの動画だけでよくわかったね」

「あ、よく周りを見てるなって思ったのは前回お会いした時です。」

兄「そうなんだ」

「兄という立場もあるのかもしれないですけど、一歩引いて周りをよく見てらっしゃるなーって」

兄「へぇ……」


こんな感じで語っているとシルクが口を挟んできた


シ「Aはよく兄貴のこと見てるなー」

「え？そうかなぁ、？」

兄「俺も、すっごく褒められてるからさ、なんか恥ずかしくてさ」

「えぇ！そっそうですか？褒め…でも褒めてるか……」

兄「ありがとな、Aちゃん」

「いえ……」


改めてお礼を言われると恥ずかしい


シ「なぁ、」

「ん？」

シ「呼んでよかったろ？」

「……うん、ありがとうございます」

シ「っはは、どーいたしまして」

そう言うとグビっとビールを飲み干すシルク

なんか恥ずかしくなって、シルクからお兄さんに目線をずらすと、バッチリ目が合った

兄「食う？」

口端を上げながらピスタチオを渡してくるお兄さんに「はい……」と小さく返事をした


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ピスタチオは作者が好きなので登場させました笑

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